SwitchやPS5で遊んでいて、そろそろフォートナイトをパソコンで本格的にプレイしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。でもいざPCへ移行しようとすると、ダウンロードの方法や無料なのかどうか、そして何よりどの程度のスペックが必要なのか悩みますよね。特にノートパソコンでも快適に動くのか、値段はどれくらいかかるのかといった予算の面も気になるところです。また、買ってみたものの設定がわからなくて動作が重いとか、使い慣れたコントローラーが使えるのかといった不安もあるかもしれません。
この記事のポイント
- 公式の推奨スペックと快適に遊ぶための予算目安
- ノートPCやグラボなし環境での動作に関する現実的な解説
- ダウンロード手順から軽くするための設定テクニック
- 周辺機器の選び方やアカウント連携などの基礎知識
フォートナイトのパソコン推奨スペックと選び方

パソコン版のフォートナイトへ移行する最大のメリットは、圧倒的な滑らかさと操作のしやすさにあります。しかし、それを実現するためには、ゲームの要求に応えられる適切なパーツ選びが欠かせません。ここでは、失敗しないためのスペック基準や、目指すフレームレートごとの予算感について詳しく解説していきます。
公式の推奨スペックと最低動作環境
まず最初に確認しておきたいのが、Epic Gamesが公式に発表している動作環境です。「動く」ことと「快適に勝てる」ことは全く別の話ですので、そこを履き違えないように注意が必要です。
| 要件 | スペック詳細 |
|---|---|
| 最低動作環境 (とりあえず起動する) |
CPU: Core i3-3225 3.3 GHz メモリ: 8 GB GPU: Intel HD 4000 / AMD Radeon Vega 8 |
| 推奨動作環境 (普通に遊べる) |
CPU: Core i5-7300U 3.5 GHz メモリ: 16 GB以上 GPU: GTX 960 / R9 280 (DX11) |
| 最高スペック (Epic品質で遊ぶ) |
CPU: Core i7-8700 / Ryzen 7 3700X メモリ: 16 GB以上 GPU: RTX 3070 / RX 6700 XT |
推奨動作環境は「普通に遊べる」ことを前提としたスペックですが、公式ではメモリ16GB以上が推奨されています。8GBでも起動はしますが、アップデートやバックグラウンドアプリの影響を受けやすく、安定したフレームレートを維持するのは難しくなります。これからPCを購入する場合は、必ず16GB以上を選びましょう。

公式の推奨GPUはGTX 960クラスですが、これはあくまで「動作基準」です。
144fps以上を安定して狙う場合や、競技設定で快適にプレイしたい場合は、GTX 1660 SuperやRTX 3050クラス以上を目安にすると安心です。これは公式要件ではなく、実プレイを重視した現実的なラインと考えてください。

144fpsや240fpsが出る値段の目安
PC版に移行する人の多くは、Switchの30fpsやPS5の120fpsを超えた、ヌルヌルの映像体験を求めているはずです。フレームレート(fps)が高ければ高いほど、敵の動きが滑らかに見え、エイムも合わせやすくなります。
2025年時点の一般的なBTOパソコン市場を参考にすると、以下の価格帯が一つの目安になります。
- 144fpsを安定して狙う構成:約13万円〜16万円前後
CPUはCore i5の12世代以降やRyzen 5 5600系、GPUはRTX 4060あたりを搭載したミドルエントリーモデルが狙い目です。設定を少し落とせば、競技シーンでも十分戦えます。 - 240fpsを安定させる構成:約20万円〜25万円前後
CPUの性能が非常に重要になります。Core i7やRyzen 7などの上位モデルと、RTX 4060 Ti以上のGPUの組み合わせが必要です。ここまで来ると、家庭用ゲーム機とは別次元の快適さになります。
注意点
ただし、パーツ価格やセール時期、設定内容によって大きく変動するため、あくまで参考値として考えてください。上記の価格はモニターやキーボードを含まない「PC本体のみ」の目安です。

ノートパソコンでも快適に遊べるか
「場所を取りたくないからノートパソコンで遊びたい」という相談もよく受けます。結論から言うと、ゲーミングノートPCであれば快適に遊ぶことは可能です。
ただし、一般的な事務用ノートPCでは厳しいのが現実です。ゲーミングノートを選ぶ際は、以下の点に注意してください。
- 排熱性能:ノートは熱がこもりやすく、長時間プレイすると性能が落ちる(サーマルスロットリング)ことがあります。冷却台などを併用するのがおすすめです。
- GPUの有無:必ず「GeForce RTX 〇〇」といった独立したグラフィックボードが搭載されているモデルを選んでください。
- モニターのリフレッシュレート:本体の画面が144Hzなどに対応していないと、いくら性能が高くても60fpsまでしか表示されません。
個人的には、同じ予算ならデスクトップPCの方が性能も高く、寿命も長くなりやすいのでおすすめですが、持ち運びが必要な学生さんなどにはゲーミングノートも有力な選択肢ですね。

グラボなしや安いPCでの動作確認
「家にグラボが入っていないパソコンがあるんだけど、これでもできる?」という疑問もあるかと思います。いわゆる「オンボードグラフィック(内蔵GPU)」と呼ばれるタイプです。
正直なところ、グラボなしのPCでフォートナイトを快適にプレイするのはかなり厳しいと言わざるを得ません。最新のCPUに内蔵されているGPUなら、設定を極限まで下げれば動くことは動きますが、解像度を落として画質をボロボロにする必要があります。
パフォーマンスモードの活用
どうしても低スペックPCで遊びたい場合は、後述する「パフォーマンスモード」に設定し、3D解像度を下げることで動作する可能性はあります。ただし、勝つためのプレイ環境とは程遠いことは覚悟しておきましょう。

勝つために必要なモニターと周辺機器
せっかく高性能なパソコンを買っても、映像を映し出すモニターが追いついていなければ意味がありません。ここが見落としがちな落とし穴です。
例えば、PC側で240fpsの映像を作り出していても、モニターが一般的な「60Hz」のものであれば、私たちの目には1秒間に60枚のパラパラ漫画としてしか映りません。PCのスペックに合わせて、最低でも144Hz、できれば240Hz対応のゲーミングモニターを用意しましょう。

また、キーボードやマウスも重要です。最近では「ラピッドトリガー」機能を搭載したキーボードが流行っていて、キーを離した瞬間にストッピングがかかるため、建築や編集のスピードが格段に上がります。デバイスへの投資は、実力向上への近道とも言えますね。

フォートナイトをパソコンで遊ぶ設定と始め方
ハードウェアの準備ができたら、次はいよいよソフトの導入と設定です。PC版ならではの設定項目も多いため、ここでしっかりと最適化しておくことが、快適なプレイへの第一歩になります。
無料ダウンロード方法とインストール手順
PCでフォートナイトを遊ぶには、「Epic Games Launcher(エピックゲームズランチャー)」というソフトを経由する必要があります。基本プレイは無料ですので安心してください。
- 公式サイトへアクセス:Webブラウザで「Epic Games Store」を検索し、公式サイトへ行きます。
- ランチャーをダウンロード:サイト右上の「ダウンロード」ボタンをクリックし、インストーラーを保存して実行します。
- アカウント作成・ログイン:ランチャーが起動したら、Epic Gamesアカウントでログインします(GoogleアカウントやSwitchのアカウントなどでも連携可能です)。
- フォートナイトを検索:ストアで「Fortnite」と検索し、「入手」ボタンを押します。
- インストール:ライブラリに追加されたらインストールを開始します。データ容量が大きいので、通信環境が良い時に行いましょう。

ストレージ容量に注意
フォートナイトはアップデート頻度が高く、データ容量も増減しやすいゲームです。インストール自体はSSDで問題ありませんが、アップデート時のトラブルを避けるためにも、ストレージには十分な空き容量を確保しておくことが重要です。特に容量ギリギリの状態は避けましょう。
重い動作を軽くする設定と対処法
「いいパソコンを買ったはずなのに、なんか重い…」そんな時は、ゲーム内設定を見直してみましょう。特に競技勢が必ずと言っていいほど設定しているのが「レンダリングモード」の変更です。
設定画面の「映像」タブにある「レンダリングモード」を、「パフォーマンス(低グラフィック品質)」に変更してみてください。これにより、描画表現は簡略化されますが、PCへの負荷が大きく下がり、フレームレートの安定につながります。特に競技志向のプレイヤーには定番の設定です。

他にも以下の設定を見直すと軽くなることがあります。
- 描画距離:「中」または「遠」(対戦に影響しない範囲で下げる)
- テクスチャ:「低」
- メッシュ:「低」(モバイル版のような見た目になるが最軽量)または「高」(PC版の見た目を維持)
ラグい時の回線改善とFPS対策
PCゲームにおいて「ラグ」は命取りです。ラグには「回線ラグ(通信遅延)」と「システムラグ(処理落ち)」の2種類があります。
回線ラグを減らすためには、Wi-Fiよりも有線LAN接続が安定します。ケーブルの規格よりも、通信の安定性とルーター環境を重視し、可能な限り有線接続でプレイすることが重要です。Wi-Fiはどれだけ速くても、干渉を受けてパケットロス(瞬間的な回線切れ)が起きやすいからです。
システムラグに関しては、グラフィックボードのドライバを最新にアップデートすることや、裏で動いている不要なアプリ(ブラウザや録画ソフトなど)を終了させることが効果的です。特にNVIDIAのグラボを使っている場合は、設定で「NVIDIA Reflex Low Latency」を「オン+ブースト」にすると、入力遅延が減って操作がキビキビしますよ。

コントローラーとキーマウの操作比較
PCに移行しても、今まで使い慣れたコントローラー(パッド)で遊びたいという方も多いですよね。PC版フォートナイトは、PS4/PS5コントローラーやXboxコントローラー、Switchのプロコンなど、主要なコントローラーに対応しています。
| デバイス | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| コントローラー (パッド) |
・エイムアシストが効く ・移動(キャラコン)が360度直感的 ・移行のハードルが低い |
・キー配置に限界がある ・視点移動の速さに限界がある ・武器チェンジが順番送り |
| キーボード& マウス |
・建築や編集が圧倒的に速い ・武器を一発で切り替えられる ・視点移動が自由自在 |
・エイムアシストがない ・慣れるまで指が吊りそうになる ・WASD移動に練習が必要 |
「どっちが強い?」という議論は尽きませんが、PCに移行したのを機にキーマウ(キーボード・マウス)操作に挑戦してみるのも新しい楽しみ方の一つだと思います。

クロスプレイやアカウント連携のやり方
「PCに移行したら、SwitchやPS5の友達と遊べなくなる?」と心配されることがありますが、全く問題ありません。フォートナイトは完全なクロスプレイに対応しています。
重要なのは「Epic Gamesアカウント」の連携です。これまで家庭用ゲーム機で遊んでいたデータをPCでも使いたい場合は、新しくアカウントを作るのではなく、既存の家庭用ゲーム機のアカウントを使ってEpic Gamesのサイトにログインしてください。
2段階認証を忘れずに
アカウントのセキュリティを守るため、そしてギフト機能や大会への参加権を得るためにも、2段階認証(2FA)の設定は必ず行っておきましょう。

フォートナイトのパソコン環境総まとめ
今回は、フォートナイトをパソコンで遊ぶためのスペックや設定について解説してきました。
最初は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、一度PCの快適な環境(高フレームレート・低遅延)を体験してしまうと、もうコンソールには戻れないほどの感動があるはずです。ご自身の予算やプレイスタイルに合わせて、最適な一台を見つけてみてください。
もし購入後にトラブルが起きたり、詳細な設定で迷ったりした場合は、公式サイトのヘルプなども参考にしながら、少しずつ環境を整えていきましょう。最終的な判断や高価な買い物の際は、詳しいショップの店員さんに相談するのも良い方法ですよ。
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