第1章:はじめに:「職業」って何?
「ドラゴンクエストX オンライン」(以下ドラクエ10)において、職業はキャラクターの戦闘スタイルを決定する最重要要素です。どの職業を選ぶかによって、使えるスキル・立ち回り・パーティでの役割が大きく変わります。
特徴的なのは、ドラクエ10では1人のキャラクターですべての職業を体験できるという点です。これにより「最初に選んだ職業に一生縛られる」必要がなく、状況や気分に応じて自由に転職できます。例えば、普段は前衛で戦う戦士として遊びつつ、仲間との強敵戦では僧侶に転職して回復役を担う、といったプレイスタイルも可能です。
さらに、各職業ごとに「職業クエスト」が用意されており、その物語を通じて専用スキルや追加要素が解放されます。これにより、単なる戦闘の役割を超え、ストーリー的な深みやキャラクター育成の面白さも味わえるのです。
ただし、職業の数は非常に多く、初心者にとっては「どの職業から始めればよいのか?」と迷ってしまうこともあります。しかもアップデートのたびにバランス調整が行われるため、「今どの職業が強いのか」「どの職業がおすすめなのか」が変化していきます。
本記事では、そんな疑問を持つプレイヤーに向けて:
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職業の種類と分類(基本職/追加職/マスタークラス)
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各職業の特徴比較
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最新環境で強い職業ランキング
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初心者におすすめの職業
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スキル振り・立ち回りのコツ
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転職条件と解放クエスト
といったポイントを網羅的に解説します。
👉 補足:本記事のランキングやおすすめは「エンドコンテンツ(聖守護者・咎人など)」を基準にしています。ただし職業の強弱はアップデートやコンテンツによって変化するため、「あくまで目安」としてご覧ください。
第2章:職業の種類と分類
ドラクエ10には数多くの職業が存在し、アップデートのたびに新職業が追加されてきました。公式的には「基本職」「追加職」「新職業(あるいはマスタークラス)」という分類が一般的です。ここでは歴史的な流れも踏まえて整理してみましょう。
基本職(序盤から選べる職業)
最初から選べる「戦士」「僧侶」「魔法使い」「武闘家」「盗賊」などの職業がこれに当たります。役割が明確でシンプルな立ち回りが多く、初心者にも分かりやすい設計です。
代表例:
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戦士 … 高耐久&壁役もこなせる前衛。
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僧侶 … 王道の回復役。パーティの生命線。
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魔法使い … 強力な呪文アタッカー。
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武闘家 … クリティカル率が高く、瞬発的な火力が魅力。
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盗賊 … 妨害・アイテムドロップ要員としても活躍。
追加職(転職で解放される職業)
基本職を一定レベルまで育てると解放される職業群です。俗に「上級職」と呼ばれることもありますが、公式的には「追加職」という扱いです。
代表例:
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バトルマスター … 圧倒的火力のアタッカー。
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賢者 … 攻撃呪文も回復もこなす万能型。
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パラディン … 鉄壁の守りを誇るタンク。
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レンジャー … 状態異常や補助に強い支援職。
👉 補足:解放条件は「戦士・武闘家Lv50以上でバトルマスター解放」などが有名ですが、近年のアップデートで必要レベルが緩和されています。記事としては「かつてはLv50以上だったが、現在はより低いレベルで解放可能」と明記しておくと初心者に親切です。
特殊職(追加コンテンツで登場した職業)
バージョンアップごとに追加されてきた、個性的な職業群です。解放クエストが必要で、条件も特殊な場合があります。
代表例:
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占い師 … タロットカードで戦う特殊ジョブ。デッキ構築が鍵。
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天地雷鳴士 … 召喚獣「げんま」を駆使する支援職。特にカカロンの回復が強力。
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デスマスター … 死霊を召喚し、蘇生支援+火力も担える特殊な支援職。
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遊び人 … ランダム要素満載だが独自の強スキルもあり、侮れない存在。
マスタークラス(最新職)
Ver6以降で実装された「マスタークラス」は、従来の職業と一線を画す特別枠です。エンドコンテンツを意識して設計されており、特定の場面で高い適性を持っています。
代表例:
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ガーディアン … 攻防一体の万能タンク。
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竜術士 … 龍を召喚し、ド派手な魔法火力で戦う最新職。
👉 「マスタークラス=最強職」というよりは、「最新コンテンツでの適正が高い職業」と考えると現実的です。
まとめ
職業は大きく「基本職 → 追加職 → 特殊職 → マスタークラス」という流れで拡張されてきました。
最新環境を楽しむには、解放条件や役割を理解し、自分のプレイスタイルに合う職業を選ぶことが重要です。
第3章:各職業の特徴比較
ドラクエ10の職業は「攻撃」「回復」「支援」「防御」と役割が明確に分かれています。どの職業にも強みと弱みがあり、パーティのバランスを考える上で理解しておくことが大切です。ここでは、代表的な職業を役割ごとに整理してみましょう。
アタッカー系(火力担当)
敵に大ダメージを与え、戦闘の主力となる職業です。
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バトルマスター … 二刀流や両手剣で圧倒的火力。瞬間火力トップクラス。
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武闘家 … 高速行動とクリティカル率の高さで短期決戦向き。
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魔法使い … 強力な呪文で全体火力を担当。ただし耐久は低い。
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魔剣士 … 闇属性特化のアタッカー。火力と耐久を兼ね備える万能型。
👉 攻撃職は「ダメージを出し続ける」ことが使命。ただし倒れやすいので、立ち回りに注意。
ヒーラー系(回復担当)
パーティを回復・蘇生し、戦闘を安定させる役割です。
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僧侶 … 王道のヒーラー。範囲回復・蘇生・バフが充実。
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賢者 … 攻撃と回復を両立できる万能ヒーラー。状況判断力が試される。
👉 「倒れないこと」が最大の貢献。攻撃参加は余裕があるときのみ。
サポート系(支援・妨害担当)
味方を強化したり、敵を弱体化してパーティ全体をサポートする職業です。
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旅芸人 … 回復・補助・攻撃をバランスよくこなす万能支援職。
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レンジャー … 状態異常や蘇生が得意。長期戦に強い。
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占い師 … デッキ次第で役割が変化する自由度の高い職業。
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天地雷鳴士 … 召喚獣「カカロン」の支援で安定感抜群。
👉 サポートは「味方が動きやすい環境を作る」ことが役割。状況を読む力が重要。
蘇生寄り支援職(準ヒーラー+火力)
純粋な回復職ではないものの、「蘇生」や「補助」を通じてパーティを支える職業。
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デスマスター … 死霊を召喚し、蘇生と支援を担当。攻撃もある程度こなせるため、準ヒーラー兼サポートとしての立ち位置。
👉 デスマスターは「ヒーラー代替」として使うより「蘇生補助+サブ火力」として組み込むのが現実的。
タンク系(防御担当)
敵の攻撃を受け止め、味方を守る職業です。
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戦士 … 真やいばくだきで敵火力を抑える。初心者でも扱いやすい。
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パラディン … 重さを活かして敵を押さえ込む鉄壁のタンク。
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ガーディアン … 攻防一体の最新タンク。防御しながら攻撃参加も可能。
👉 タンクは「絶対に倒れないこと」が最優先。耐性装備やHP盛りが必須。
職業特徴まとめ表
職業 | 役割 | 強み | 注意点 |
---|---|---|---|
バトルマスター | アタッカー | 圧倒的な火力 | 耐久が低い |
僧侶 | ヒーラー | 回復の要 | 火力不足 |
旅芸人 | サポート | 万能で臨機応変 | 専門性は低い |
パラディン | タンク | 防御最強 | 攻撃力が低い |
賢者 | ヒーラー/アタッカー | 攻守両立 | 器用貧乏になりやすい |
デスマスター | 蘇生寄り支援 | 蘇生+支援+火力 | 純ヒーラーには不向き |
第4章:最新環境で強い職業ランキング
ドラクエ10はアップデートのたびにバランス調整が行われるため、「強い職業」は常に変化します。ここでは、2025年(Ver7.x環境)における強職業の傾向を紹介します。
👉 注記:以下のランキングは「エンドコンテンツ(聖守護者・咎人など高難度バトル)」での適性を基準にしています。プレイヤー層やコンテンツ内容によって評価は変わるため、あくまで目安としてご覧ください。
第1位:バトルマスター(最強アタッカーの代表格)
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強み:二刀流や両手剣を駆使した圧倒的な火力。短期決戦では他の追随を許さない。
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弱み:防御性能が低いため、位置取りや回避が必須。
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補足:一部コンテンツでは「魔剣士が上」と評価されることもあります。
第2位:魔剣士(火力+耐久のバランス型)
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強み:高火力と自己回復スキルを両立。闇属性特化でソロプレイにも強い。
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弱み:闇耐性持ちの敵には火力が通らない。
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補足:安定感の高さから「実質最強」とする声もある。
第3位:ガーディアン(攻防一体のマスタークラス)
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強み:防御と火力を兼ね備え、壁役とアタッカーを両立。最新コンテンツで需要が高い。
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弱み:育成や装備要求が高く、初心者向けではない。
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補足:「圧倒的に最強」ではなく、「最新環境に適性が高い」職業と位置づけると現実的。
第4位:賢者(万能型ヒーラー)
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強み:攻撃・回復・蘇生をこなせる万能職。零の洗礼で敵の強化解除も可能。
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弱み:立ち回りが難しく、器用貧乏になりやすい。
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補足:どのコンテンツでも安定して需要がある「保険的存在」。
第5位:天地雷鳴士(安定の支援職)
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強み:召喚獣「カカロン」の自動回復・蘇生でパーティの安定度を大幅に高める。
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弱み:火力不足のため、必ずアタッカーと組む必要がある。
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補足:初心者でも扱いやすい「支援枠の定番」。
ランキングまとめ(2025年版)
順位 | 職業 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | バトルマスター | 圧倒的火力で短期決戦に最適 |
2位 | 魔剣士 | 火力+耐久で安定感抜群 |
3位 | ガーディアン | 攻防一体。最新コンテンツ適性が高い |
4位 | 賢者 | 攻守両立の万能職。需要安定 |
5位 | 天地雷鳴士 | カカロン召喚で支援力トップクラス |
👉 環境や敵の特性次第で順位は変動します。特に「魔剣士 vs バトマス」は評価が分かれるため、両方を育成しておくと安心です。
第5章:初心者におすすめの職業
ドラクエ10を始めたばかりのプレイヤーにとって、職業選びは大きな分かれ道です。最初からすべての職業を解放できるわけではありませんが、「どの職業から育てるか」で冒険の進めやすさが変わります。ここでは、初心者が扱いやすく、人気の高い職業を紹介します。
僧侶(王道の回復役)
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おすすめ理由:回復と蘇生を担えるため、どんなパーティでも必ず需要があります。
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初心者ポイント:役割がシンプルで、仲間を回復していれば十分貢献できる。
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注意点:自分が倒れると全滅の危険があるため、立ち位置と耐性装備に気を配る必要あり。
戦士(扱いやすいタンク)
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おすすめ理由:HPと守備が高く、初心者でも前線で安定して戦える。
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初心者ポイント:「壁役」として役立ち、ストーリー攻略にも安心感がある。
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注意点:火力は控えめなので、味方アタッカーと連携する意識が必要。
旅芸人(万能型の支援職)
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おすすめ理由:回復・補助・攻撃をバランスよくこなせる「便利屋」。序盤から活躍可能。
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初心者ポイント:多少のミスがあっても柔軟に対応できるため安心感がある。
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注意点:器用貧乏になりがちで、エンドコンテンツでは役割がやや曖昧。
魔剣士(初心者人気の火力職)
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おすすめ理由:攻撃力が高く、HP吸収スキルで自己回復できるためソロでも強い。
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初心者ポイント:一人で冒険を進めやすく、サポ仲間と組むとさらに安定。
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注意点:闇耐性を持つ敵が苦手。補助的に別職を育てておくと安心。
天地雷鳴士(カカロンで安定支援)
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おすすめ理由:召喚獣「カカロン」が自動で回復・蘇生を行ってくれるため、初心者でも高難度戦で役立つ。
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初心者ポイント:操作が難しくなく、サポート枠として大活躍できる。
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注意点:自身の火力は低めなので、必ず火力職と一緒に運用する必要がある。
初心者向け職業の選び方
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役割が分かりやすい職業を選ぶ(例:僧侶=回復、戦士=壁役、魔剣士=攻撃)
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倒れにくい職業を選ぶ(戦士や魔剣士は初心者に安心)
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パーティ貢献度が高い職業を選ぶ(僧侶や天地は需要が常に高い)
👉 結論としては、「まずは僧侶や戦士で基本を学び、その後に魔剣士や天地雷鳴士を育てる」という流れが最も安定しておすすめです。
第6章:職業別スキル振りのコツ
ドラクエ10では、レベルが上がるごとに「スキルポイント」が手に入り、それをどのスキルラインに振るかによって職業の強さや立ち回りが大きく変わります。特に**160~200スキル(いわゆる「特技強化」や「パッシブ強化」の枠)**の設定は戦術に直結するため、適切なスキル振りは必須です。
👉 補足:Ver6以降では「マスタースキルポイント」や「レベル上限解放」によって振り分けが柔軟になっているため、最新環境ではある程度自由度が高まっています。
ここでは代表的な職業ごとのスキル振りのコツを紹介します。
バトルマスターのスキル振り
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おすすめライン:両手剣 or 片手剣二刀流
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理由:火力を最大化するなら両手剣、安定感を求めるなら二刀流。
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160~200スキル例:渾身斬り強化、天下無双強化、攻撃力アップ
僧侶のスキル振り
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おすすめライン:スティック、盾
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理由:回復と生存力を同時に強化できる組み合わせ。
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160~200スキル例:聖女の守り強化、ベホマラー強化、回復魔力アップ
賢者のスキル振り
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おすすめライン:ブーメラン or 両手杖
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理由:ブーメランで支援&蘇生補助、杖で火力呪文特化。
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160~200スキル例:ドルマドン強化、ザオリク強化、MP消費軽減
魔剣士のスキル振り
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おすすめライン:片手剣、鎌
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理由:鎌は攻撃と回復を両立、片手剣は安定性を重視。
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160~200スキル例:ダークマター強化、ハデスの宴強化、攻撃力アップ
戦士のスキル振り
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おすすめライン:片手剣、両手剣、盾
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理由:壁役を担うなら盾、火力重視なら両手剣。
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160~200スキル例:真・やいばくだき強化、チャージタックル強化、HPアップ
天地雷鳴士のスキル振り
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おすすめライン:扇
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理由:補助性能と火力の両立。召喚獣強化との相性も良い。
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160~200スキル例:風斬りの舞強化、げんま召喚強化、呪文発動速度アップ
スキル振りの基本方針
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攻撃職 → 火力スキルを優先
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回復職 → 回復量アップ・蘇生強化を最優先
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タンク職 → HP・守備・盾スキルを強化
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支援職 → 補助効果や発動速度を重視
👉 初心者は「役割を強化する方向」に振るだけで十分実用的になります。
第7章:立ち回り・戦い方のコツ
職業の特徴を理解し、スキルを適切に振ることも大切ですが、実際の戦闘で「どう立ち回るか」が勝敗を大きく左右します。ここでは代表的な職業ごとの戦い方のコツを整理してみましょう。
アタッカー職の立ち回り
火力を出すことが最大の役割。ただし耐久が低い職も多いため、無理に攻撃せず「攻撃と回避のバランス」を意識するのがポイントです。
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バトルマスター:攻撃の手を止めないことが基本。敵の大技前には一度下がって回避を優先。
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武闘家:チャージ特技や必殺技を効率的に繋ぎ、隙を突いた大ダメージを狙う。
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魔法使い:詠唱時間が長いため、敵の攻撃モーションを把握し、安全なタイミングで呪文を撃つ。
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魔剣士:火力と耐久を両立。自己回復を活かしつつ攻撃し続ける安定型。
👉 攻撃職は「生存しながら攻撃を続ける」ことが最大の貢献。
ヒーラー職の立ち回り
パーティの生命線を担う存在。単なる「HP回復」ではなく、予測行動が求められます。
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僧侶:聖女の守りやスクルトなど、事前に仕込むスキルが上級者の動き。
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賢者:攻撃と回復を両立。状況判断力が必要で、余裕があればドルマドンなどで火力補助も。
👉 ヒーラーは「後手の回復」より「先手の予防」が安定につながる。
サポート職の立ち回り
火力や回復を補助し、パーティ全体の効率を上げる役割。
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旅芸人:バフ・デバフの維持を最優先。仲間を強化し、敵を弱体化して安定度を高める。
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レンジャー:まもりのきりや蘇生を活かし、敵の行動を制御。耐性サポートの要。
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占い師:デッキ構築が勝負前に決まる。戦闘では状況に応じて適切なタロットを選択。
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天地雷鳴士:召喚獣(特にカカロン)を維持するのが最優先。自身は補助や属性攻撃で支援。
👉 サポートは「味方を生かす動き」が基本。攻撃は二の次でOK。
蘇生寄り支援職(デスマスター)
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役割:死霊を召喚しつつ、蘇生と支援を担当。火力も一定水準あるため「サブ火力+蘇生補助」として最適。
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立ち回り:仲間の蘇生を優先しつつ、余裕があれば攻撃で貢献。純ヒーラーの補助役として輝く。
👉 「メインヒーラーとして使う」よりも「蘇生補助枠」として組み込むのが現実的。
タンク職の立ち回り
敵の攻撃を引き受け、味方を守る職業。倒れないことが最大の仕事です。
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戦士:真・やいばくだきで火力を下げ、チャージタックルで行動妨害。
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パラディン:重さで押し込み、敵の動きを封じる鉄壁の守り。
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ガーディアン:防御と火力を兼ねる最新タンク。場面によって攻撃参加もしやすい。
👉 タンクは「耐性装備」と「HP盛り」が生命線。準備段階から役割が始まっている。
共通の立ち回りのコツ
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敵の行動パターンを覚える(予備動作を把握)
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役割に徹する(アタッカーは攻撃、ヒーラーは回復、タンクは壁)
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無理をしない(生存優先が結果的に勝利に繋がる)
第8章:転職条件・解放クエスト
ドラクエ10の大きな魅力のひとつは「1キャラですべての職業を体験できる」ことです。最初に選んだ職業に縛られる必要はなく、条件を満たせば自由に転職が可能です。ここでは転職の仕組みと、代表的な職業解放クエストを整理します。
転職の仕組み
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転職できる場所:港町レンドア北にある「酒場」
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必要条件:レベル10以上の職業がひとつあれば転職可能
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転職のメリット:
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新しい職業スキルを獲得できる
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育てたスキルを「全職共通スキル」として活用できる
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状況に応じて職業を切り替えられる
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👉 複数職を育てるほどキャラ全体が強化され、柔軟に戦えるようになります。
基本職
最初に選べるのは「戦士」「僧侶」「魔法使い」「武闘家」「盗賊」など。序盤から使用可能で、シンプルな役割設計です。
追加職(いわゆる「上級職」にあたる)
基本職を一定レベルまで育てることで解放される職業群です。
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バトルマスター:解放クエスト「ダーマの試練」(戦士&武闘家Lv50以上 → 現在はLv30程度に緩和)
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賢者:解放クエスト「叡智の冠を求めて」(旅芸人&魔法使いLv50以上 → 緩和あり)
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パラディン:解放クエスト「パラディンの心得」(戦士&僧侶Lv50以上 → 緩和あり)
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レンジャー:解放クエスト「レンジャーの道」(旅芸人&僧侶Lv50以上 → 緩和あり)
👉 以前は「Lv50以上」が条件でしたが、現在は条件緩和により初心者でも解放しやすくなっています。
特殊職(追加コンテンツで解放)
バージョンごとの拡張で登場する個性的な職業。専用クエストをクリアする必要があります。
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占い師:クエスト「運命のカード」クリアで解放。
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天地雷鳴士:クエスト「四元素の試練」クリアで解放。
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デスマスター:クエスト「死霊使いの誇り」クリアで解放。
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遊び人:クエスト「遊びたいお年頃」クリアで解放。
マスタークラス(最新職)
エンドコンテンツを意識して設計された高位職業。最新環境では特定のバトルにおいて非常に高い適性を発揮します。
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ガーディアン:Ver6で登場。クエスト「守護者たる者」クリアで解放。
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竜術士:Ver7で登場。解放クエスト「竜を継ぐ者」+メインストーリー進行が必要。
👉 「最強職」というよりは「特定環境に強い職業」と理解すると現実的です。
転職の注意点
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転職すると レベルは職業ごとに独立 しているため、ゼロから育成が必要。
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装備可能な武器・防具も職業ごとに異なるため、事前に準備しておくと安心。
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酒場に預けるサポート仲間は職業ごとに設定されるため、育てたい職業で預け直すのがオススメ。
第9章:組み合わせ・役割分担例
ドラクエ10はオンラインRPGであるため、パーティを組む際の「職業の組み合わせ」が非常に重要です。役割分担がしっかりしていれば、強敵や高難度コンテンツでも安定して勝利できます。ここでは代表的なパーティ編成の例を紹介します。
👉 補足:ここで紹介する編成はあくまで「一例」であり、コンテンツや敵の特性によって最適解は変化します。特にエンドコンテンツでは、状態異常耐性や特定のスキル有無が重要になるため、臨機応変に調整してください。
基本パーティ構成(王道バランス型)
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前衛(アタッカー):バトルマスター/魔剣士
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後衛(ヒーラー):僧侶
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サポート:旅芸人/賢者
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タンク:戦士/パラディン
👉 攻撃・回復・防御・補助がバランスよく揃った「万能構成」。ストーリー攻略やボス戦で安定感抜群。
高火力パーティ(短期決戦型)
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前衛アタッカー:バトルマスター×2
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補助回復:賢者
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サポート:天地雷鳴士
👉 高火力で一気に押し切る構成。短期決戦では強力ですが、防御が薄いため回避行動や敵の知識が必須。
安定重視パーティ(耐久型)
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タンク:パラディン/ガーディアン
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ヒーラー:僧侶
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サポート:天地雷鳴士(カカロン召喚)
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アタッカー:魔法使い/魔剣士
👉 「崩れにくさ」を最優先にした構成。時間はかかりますが、初挑戦のボス戦や初心者プレイヤーに安心。
ソロプレイ向けパーティ(サポート仲間活用)
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自キャラ:魔剣士(火力&耐久を両立)
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サポ仲間1:僧侶(メイン回復)
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サポ仲間2:旅芸人(補助&サブ回復)
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サポ仲間3:バトルマスター(火力担当)
👉 魔剣士は自己回復も可能で、サポート仲間との相性が非常に良い。ソロ攻略の鉄板構成。
高難度コンテンツ向け(例:聖守護者・咎人)
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壁役:戦士 or パラディン
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回復役:僧侶 or 賢者
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支援役:天地雷鳴士 or デスマスター(蘇生補助)
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アタッカー:魔剣士/バトルマスター
👉 高難度では「タンクと回復の安定度」が最重要。デスマスターを「サブヒーラー兼蘇生枠」として採用するケースも増えています。
組み合わせを考えるポイント
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火力・回復・補助・壁 の4要素を揃えるのが基本
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敵のギミックに応じた耐性やスキルを優先(例:ブレス耐性、呪文耐性、状態異常対策)
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サポ仲間を借りる場合は「装備・耐性・スキル振り」を確認することが重要
第10章:総論・まとめ:あなたに合う職業は?
ここまで、ドラクエ10における職業の種類や特徴、スキル振り、立ち回り、パーティ編成例まで解説してきました。最後に、職業選びに迷っているあなたに向けて「プレイスタイル別のおすすめ職業」と「職業選びの考え方」をまとめます。
攻撃大好き!アタッカータイプのあなたに
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おすすめ職業:バトルマスター、魔剣士、武闘家
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特徴:敵を豪快に倒す爽快感を味わえる。特にバトマス・魔剣士はエンドコンテンツでも評価が高い。
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注意点:防御性能が低い場合が多く、立ち回りの工夫が必要。
仲間を守りたい!回復・支援タイプのあなたに
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おすすめ職業:僧侶、賢者、天地雷鳴士
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特徴:仲間を癒やし、全滅の危機から救う「縁の下の力持ち」。
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注意点:自分が倒れるとパーティが崩壊しやすいため、冷静な判断力が求められる。
安定感重視!壁役タイプのあなたに
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おすすめ職業:戦士、パラディン、ガーディアン
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特徴:前線で敵を押さえ込み、仲間を守る盾役。責任重大だが達成感も大きい。
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注意点:装備や耐性を整えないと真価を発揮できない。準備が大切。
なんでもやりたい!万能プレイヤーのあなたに
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おすすめ職業:旅芸人、賢者、占い師
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特徴:攻撃も回復もこなせる「オールラウンダー」。状況に応じた柔軟な動きが可能。
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注意点:中途半端になるとパーティ貢献度が下がりやすい。判断力が試される。
職業選びの最終アドバイス
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「最強」より「楽しさ」で選ぶ
アップデートのたびにバランスは変化します。今日の最強が明日も最強とは限りません。 -
まずは1職を育ててみる
メイン職をひとつ決めると装備投資もしやすく、全体的な冒険がスムーズになります。 -
気軽に転職できる安心感
転職システムがあるので「選び間違い」は存在しません。色々試して自分に合う職業を探すのが正解です。
まとめ
ドラクエ10の職業は、すべてが個性豊かで、それぞれがパーティで重要な役割を持っています。
大切なのは「あなたがどんなプレイスタイルを楽しみたいか」。
火力で豪快に戦うもよし、仲間を支えて守るもよし、万能型で臨機応変に動くもよし。
👉 本記事で紹介したランキングやおすすめは「目安」に過ぎません。実際に触ってみて「楽しい!」と思えた職業こそが、あなたにとっての最適解です。
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