PS5で遊ぼうと思ったら、突然ps5の電源がつかない事態に見舞われていませんか。楽しみにしていたゲームができないと、本当に困ってしまいますよね。
突然ps5の電源が落ちる、つかない状態になると焦りますし、ps5の電源ボタンを押しても全く反応がないこともあります。あるいは、ps5の電源が入らないのに「ピ」と短い音が鳴るだけだったり、「ピピピ」という警告音が聞こえるケースもあるでしょう。
また、ps5の電源がつかない状態でも、本体の青ランプや白ランプが点灯・点滅したり、ファンなど音はなるのに画面が真っ暗なまま、さらにはコントローラーが点滅するだけで起動しないといった複雑な症状も報告されています。
ひどい場合には、ゲーム中にいきなりps5の電源が落ちる、そしてps5がセーフモードすら起動しないという深刻な状況に陥ることも。
この記事では、そんな時に気になるPS5が壊れる前兆は何か、PS5の電源ボタンを3回押すとどうなるといった素朴な疑問、そして最終手段としてPS5を強制起動するにはどうすればいいですかという点まで、原因の特定から具体的な対処法までを分かりやすく解説します。
この記事で分かること
- PS5の電源がつかない時に考えられる主な原因
- ランプの色や音から症状を特定する方法
- 自分で試せる具体的な対処法と強制起動の手順
- 故障が疑われる場合のサインと最終手段
ps5の電源がつかない?まずは症状から原因を探る
- 電源つかない時の青/白ランプの意味とは
- 「ピ」「ピピピ」という音で電源が入らない原因
- ps5電源つかないがファンの音はなる場合
- コントローラー点滅でps5電源つかない時の対処
- PS5が壊れる前兆のサインを見逃さないで
電源つかない時の青/白ランプの意味とは
PS5の電源がつかない時、本体のLEDランプの色や状態は、トラブルの原因を特定するための重要な手がかりになります。結論として、ランプの状態を正しく理解することが、問題解決への第一歩です。なぜなら、PS5は内部のステータスをランプの光り方でユーザーに伝えているからです。
ランプの状態別トラブルシューティング
具体的に、ランプの状態ごとに考えられる原因と対処法を見ていきましょう。正常な起動シーケンスは「青く点滅」から「白く点灯」へと移行します。この流れに異常がある場合、何らかの問題が発生していると考えられます。
ランプの状態 | 考えられる原因 | 主な対処法 |
---|---|---|
青く点滅したまま | 映像出力の不具合、システムエラー | HDMIケーブルの抜き差し、別の端子やケーブルで試す |
白く点灯(画面は真っ暗) | HDMI接続の問題、システムソフトウェアの不具合 | テレビの入力切替を確認、セーフモードからアップデートを試す |
オレンジ色に点灯・点滅 | レストモード中の状態、またはレストモードへの移行失敗 | 電源ボタン長押しで強制終了後、再起動する |
ランプが一切つかない | 電源供給の問題 | 電源コードの接続確認、別のコンセントを試す |
注意点
青いランプが点滅している最中に電源コードを抜くと、システムにダメージを与える可能性があります。必ず電源ボタンの長押しで電源をオフにしてから、ケーブル類の抜き差しを行ってください。
「ピ」「ピピピ」という音で電源が入らない原因
電源ボタンを押した際に聞こえるビープ音も、PS5の状態を知るためのヒントです。結論から言うと、音の種類によって正常な動作か、あるいはユーザーの誤操作を知らせる警告かを判断できます。これは、PS5が音を使って特定の情報をユーザーにフィードバックする設計になっているためです。
例えば、電源ボタンを1回押して「ピ」と鳴るのは、正常な起動音です。この音が鳴るにもかかわらず電源が入らない場合は、前述のランプの状態や映像出力など、他の部分に原因があると考えられます。
一方で、「ピピピ」と3回連続で音が鳴る場合は、少し状況が異なります。これは多くの場合、電源ボタンとイジェクトボタン(ディスクを取り出すボタン)を押し間違えている可能性が高いです。
豆知識:イジェクトボタンの警告音
PS5本体にディスクが入っていない状態でイジェクトボタンを押すと、「ディスクがありません」ということを知らせるために「ピピピ」と警告音が鳴る仕様になっています。暗い場所などで手探りで操作した際に、押し間違えるケースがよくあります。
このように、音が鳴る場合は本体が完全に故障しているわけではない可能性が高いです。まずはどのボタンを押したときに、どのような音が鳴ったのかを落ち着いて確認してみましょう。
ps5電源つかないがファンの音はなる場合
電源ボタンを押すと、ランプはつかないものの「ウィーン」というファンの回転音だけが聞こえる、という症状もあります。この場合、本体内部の電源ユニットから基盤へ、最低限の電力は供給されていると考えられます。しかし、システムを正常に起動するためのプロセスには至っていない状態です。
主な原因としては、映像出力のトラブルの他に、電源ユニットが保護状態に入っている可能性や、システムの一時的な不具合が挙げられます。
このような場合に有効なのが「放電」です。PS5の電源コードや接続しているケーブルをすべて取り外し、最低でも5分から10分ほどしっかり時間を置いてみてください。これにより内部の不要な電気が放出されるだけでなく、落雷や過電流などで作動した電源ユニットの保護機能がリセットされ、正常に起動することがあります。
もし放電を試しても改善しない場合は、本体内部のハードウェアに何らかの問題を抱えている可能性があり、専門的な修理が必要になるかもしれません。
コントローラー点滅でps5電源つかない時の対処
PS5の電源を入れようとコントローラーのPSボタンを押した際に、コントローラーのライトバーが青く点滅するだけで本体が起動しないことがあります。これは、コントローラーがPS5本体との接続を試みているものの、うまくペアリングできていない状態を示しています。
結論として、この症状はコントローラーと本体の接続(ペアリング)が切れているか、PS5本体が正常に起動プロセスを完了できていないことが原因です。コントローラーは起動の信号を送っているものの、本体側がそれを受け取れていない、あるいは受け取っても正常に応答できていないのです。
このような状況で試すべき対処法は、以下の通りです。
コントローラー接続の再設定手順
- USBケーブルで有線接続する
まず、コントローラーに付属のUSBケーブルを使って、PS5本体とコントローラーを直接接続します。その状態でPSボタンを押すことで、再度ペアリングが行われます。 - コントローラーをリセットする
コントローラーの背面にある小さな穴(リセットボタン)を、つまようじなどの細いもので5秒ほど長押しします。リセット後、再度USBケーブルで本体と接続してペアリングを試みてください。
これらの方法でも改善しない場合、問題はコントローラー側ではなく、PS5本体側にある可能性が高いです。特に、本体がレストモードから正常に復帰できていない場合にこの症状が起こりやすいため、本体の電源ボタンを15秒長押しして強制的にシャットダウンし、その後再起動を試みてください。
PS5が壊れる前兆のサインを見逃さないで
PS5の電源が完全につかなくなる前に、いくつかの故障のサイン(前兆)が現れることがあります。これらの前兆に気づくことができれば、大切なセーブデータをバックアップするなどの対策を講じる時間を確保できるかもしれません。
主に注意すべき前兆は以下の通りです。
異音の発生
普段の動作音とは明らかに違う、「ガリガリ」「カラカラ」といった異音がファンやディスクドライブから聞こえる場合は注意が必要です。内部の部品が破損していたり、ホコリが過剰に溜まっていたりする可能性があります。
頻繁なフリーズやエラー
ゲームのプレイ中やホーム画面で、頻繁に動作が固まったり、アプリケーションエラーの通知が多発したりする場合も要注意です。特に「CE-108255-1」などのエラーコードが頻繁に表示される場合は、システムソフトウェアや本体ストレージに問題がある可能性があります。
映像や音声の乱れ
画面にノイズが走ったり、色が不自然になったりする「映像の乱れ」や、音声が途切れたりノイズが混じったりする症状も、ハードウェア故障の前兆であることが考えられます。
前兆を感じたらすぐにバックアップを
これらの症状が現れ始めたら、いつ完全に起動しなくなってもおかしくない状態かもしれません。PlayStation Plusのクラウドストレージや、USBドライブを利用して、セーブデータや大切なキャプチャーのバックアップを速やかに行うことを強く推奨します。
ps5の電源がつかない時に試せる具体的な対処法
- 対処法を試す前の基本チェック
- 知っておきたいps5の電源ボタンの基本操作
- PS5の電源ボタンを3回押すとどうなるのか解説
- PS5を強制起動するにはどうすればいいですか?
- ゲーム中に電源が落ちる・つかない原因と確認点
- ps5がセーフモードすら起動しない重篤な症状
- ps5の電源がつかない時に試すべき最終手段
対処法を試す前の基本チェック
専門的な対処法を試す前に、まず以下の基本的な確認を行ってください。意外と単純な原因で解決することがあります。
- 不要な周辺機器をすべて外す
外付けSSD/HDDやUSBハブ、ヘッドセットなど、コントローラー以外のUSB機器をすべて取り外します。機器の不具合や互換性の問題が起動を妨げている可能性があります。 - ケーブル類を再接続する
電源コードとHDMIケーブルを、本体側・コンセント側・テレビ側の両方で一度抜き、奥までしっかりと差し直します。 - 本体を放電させる
すべてのケーブルを抜いた状態で、5分~10分放置します。これにより、本体の帯電解消や電源ユニットの保護機能リセットが期待できます。
知っておきたいps5の電源ボタンの基本操作
PS5の電源トラブルに対処する前に、まずは電源ボタンの基本的な操作方法を正確に理解しておくことが重要です。結論として、ボタンを押す長さによって機能が異なるため、意図しない操作をしてしまっている可能性もあります。
電源ボタンの主な操作は以下の3つです。
- 短く1回押す(ビープ音1回)
本体の電源を入れたり、レストモードから復帰させたりする際の最も基本的な操作です。 - 3秒ほど長押しする(ビープ音2回)
電源がオンの状態でこの操作を行うと、電源をオフにするか、レストモードにするかの選択画面が表示されます(設定によっては直接レストモードに移行します)。 - 約15秒間長押しする
システムがフリーズして操作不能になった際に、強制的に電源をオフにするための操作です。これは最終手段として覚えておきましょう。
意外と「レストモード」と「電源オフ」の違いを意識せずに使っている方も多いかもしれません。トラブルが起きた際は、まず3秒長押しではなく、15秒の長押しで完全に電源をオフにしてみるのが基本の対処法となります。
PS5の電源ボタンを3回押すとどうなるのか解説
「PS5の電源ボタンを3回押すと直る」といった情報を目にすることがあるかもしれませんが、結論から言うと、電源ボタンを3回連続で押すという操作に特別な機能は割り当てられていません。
これは、一部のユーザーが体験した「ピピピ」というビープ音の正体を誤解したことから広まった情報と考えられます。前述の通り、「ピピピ」という3回のビープ音は、ディスクが入っていない状態でイジェクトボタンを押した際の警告音です。
PS5本体の電源ボタンとイジェクトボタンは隣接しているため、特に通常モデル(ディスクドライブ搭載版)を使用している場合、間違えて押してしまうことがあります。
まとめ
電源ボタンを3回押しても、PS5のシステムに何か特別な作用が起こるわけではありません。トラブルシューティングとしては意味がない操作なので、他の正しい対処法を試すようにしましょう。
PS5を強制起動するにはどうすればいいですか?
PS5がフリーズしたり、正常に起動しなくなったりした場合の最も有効な対処法の一つが「強制起動(再起動)」と「セーフモード」からの起動です。これらはシステムに軽微な不具合が生じている場合に、状況をリセットして改善させる効果が期待できます。
手順1:強制シャットダウンと再起動
まずは最も簡単な強制再起動を試します。
- PS5本体の電源ボタンを、電源が完全にオフになるまで約15秒間押し続けます。
- 電源が切れたことを確認し、念のため電源コードを一度抜いて数分間放置します。
- 再度電源コードを接続し、電源ボタンを短く1回押して通常通りに起動します。
手順2:セーフモードからの起動
強制再起動でも改善しない場合は、より専門的な操作が可能な「セーフモード」を試します。
セーフモードの起動方法
- まず、上記の手順で本体の電源を完全にオフにします。
- 電源ボタンを長押しします。最初の「ピッ」というビープ音は無視し、約7秒後に鳴る2回目の「ピッ」という音が聞こえたらボタンから指を離します。
- 画面に「コントローラーをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」と表示されます。
- 指示通りにコントローラーを接続し、PSボタンを押すとセーフモードのメニューが表示されます。
セーフモードでは、トラブル解決に役立つ様々な機能を選択できます。特におすすめのメニューは以下の通りです。
- 3. システムソフトウェアをアップデートする
ソフトウェアの不具合が原因で起動しない場合に有効です。「インターネット経由でアップデート」を選択すれば、最新のバージョンに更新できます。 - 5. データベースを再構築する
データの破損などが原因の場合に試します。ゲームやセーブデータが消えることはありません。
注意
「6. PS5を初期化する」や「7. PS5を初期化する(システムソフトウェアを再インストール)」を選択すると、本体内のデータがすべて消去されてしまうため、実行する際は細心の注意が必要です。
ゲーム中に電源が落ちる・つかない原因と確認点
特にグラフィックが美麗なゲームなど、PS5に高い負荷がかかっている最中に突然電源が落ちる、そしてその後電源がつかなくなる、という症状があります。この場合の主な原因は「熱暴走(オーバーヒート)」または「電力供給の問題」の2つが考えられます。
原因1:熱暴走(オーバーヒート)
PS5は高性能な分、多くの熱を発生させます。内部に熱がこもりすぎると、本体は自身を保護するために強制的にシャットダウンする機能が備わっています。これが熱暴走です。
【確認と対策】
- 設置場所の見直し:PS5の周囲、特に吸気口と排気口の周りに10cm以上のスペースを確保しましょう。テレビ台の中など、熱がこもりやすい場所は避けるべきです。
- ホコリの清掃:吸排気口にホコリが詰まっていると、冷却効率が著しく低下します。定期的に掃除機などでホコリを吸い取りましょう。
原因2:電力供給の問題
高負荷時にはより多くの電力を必要としますが、その供給が不安定になると電源が落ちることがあります。
【確認と対策】
- コンセントの確認:延長コードや電源タップ(タコ足配線)を使用している場合、電力不足になることがあります。壁のコンセントに直接接続して改善するか試してみてください。
- 電源コードの確認:電源コードが奥までしっかりと差し込まれているか、抜けかかっていないかを確認します。
これらの対策を行っても改善しない場合は、PS5内部の電源ユニット自体の故障も考えられます。
ps5がセーフモードすら起動しない重篤な症状
これまで紹介した対処法をすべて試しても改善せず、最終手段であるセーフモードすら起動しないという状況は、残念ながらかなり深刻な状態です。結論として、この場合は本体内部のハードウェア(物理的な部品)に重大な故障が発生している可能性が極めて高いと言えます。
このような状態に陥った場合、ユーザー自身でできることはほとんどありません。自力での分解や修理は、さらなる状況の悪化を招く危険性が高いため、絶対に避けるべきです。速やかに公式のサポートに修理を依頼しましょう。
保証と修理費用の目安
修理に出す前に、保証期間と費用の目安を確認しておくと安心です。
- メーカー保証期間:通常は新品購入日から1年間です。延長保証サービスに加入している場合は、その期間に準じます。保証期間内であれば、無償で修理・交換を受けられる可能性が高いです。
- 保証期間外の修理費用(目安):故障内容によって変動しますが、費用の目安は以下の通りです。
修理内容 | 費用目安(税込) |
---|---|
電源ブロックの交換 | 16,500円 程度 |
メイン基板の交換 | 27,500円 程度 |
SSDの交換 | 16,500円 程度 |
※上記はあくまで目安であり、実際の料金は診断後に確定します。
公式のオンライン修理受付サービス
修理の申し込みは、公式サイトから24時間いつでも行えます。サイトの指示に従って製品情報や症状を入力し、集荷サービス(自宅への引き取り、またはコンビニ持ち込み)を依頼する流れとなります。
ps5の電源がつかない時に試すべき最終手段
この記事では、PS5の電源がつかないというトラブルについて、様々な角度から原因と対処法を解説しました。最後に、問題解決のためのチェックリストとして、試すべき項目をまとめます。
- 接続しているUSB機器や外付けSSDをすべて外す
- 電源コードが本体とコンセントにしっかり接続されているか確認する
- 延長コードを使わず壁のコンセントに直接挿してみる
- すべてのケーブルを抜き5分以上放置して放電させる
- 本体ランプの色や状態を観察して原因を推測する
- 青ランプ点滅のままならHDMIケーブルの接続を見直す
- 白ランプ点灯で映らないならテレビ側の設定を確認する
- 「ピピピ」という音はイジェクトボタンの誤操作を疑う
- コントローラーが点滅するだけならUSBで有線接続する
- 異音や頻繁なフリーズは故障の前兆かもしれない
- セーブデータはこまめにバックアップしておく
- 電源ボタンの15秒長押しで強制シャットダウンを試す
- 強制再起動でもダメならセーフモードを起動する
- セーフモードからシステムアップデートを試みる
- セーフモードでデータベースの再構築を試す
- 熱暴走が疑われる場合は設置環境を改善する
- これら全てを試してもダメなら公式修理を依頼する
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