PS5でゲームをプレイしている最中に突然フリーズしてしまい、ps5の強制再起動が必要になった経験はありませんか。また、ps5の再起動のやり方が分からず、電源ボタンをどう扱えば良いか戸惑うこともあるでしょう。時には、再起動を試みてもps5が再起動しない、あるいは画面が真っ暗のままといった深刻な事態に陥ることもあります。
この記事では、ps5の再起動がフリーズしてしまった際の基本的な対処法から、ps5が起動しない、さらには起動しないまま白点灯で固まってしまうといった様々なトラブルシューティングを、2025年現在の最新情報に基づいて網羅的に解説します。ps5の電源ボタンの正しい操作方法、セーフモードで初期化しか選べない場合の対処法、そして気になるPS5が壊れる前兆やプレステ5の寿命、PS5は縦置きと横置きどっちがいいのかという設置に関する疑問まで、あらゆるお悩みを解決する“保存版”です。
- PS5がフリーズした際の強制再起動の正しい手順が分かる
- 電源が入らない・画面が映らないなど症状別の最新対処法を学べる
- 最新のセーフモードを使った専門的な復旧方法が理解できる
- PS5を長く使い続けるためのメンテナンス知識が身に付く
ps5の強制再起動が必要な状況と正しい手順
- ps5電源ボタンの基本的な使い方
- 状況別のps5再起動のやり方
- ps5が再起動中にフリーズする場合の対処法
- ps5が再起動後に画面真っ暗になる原因
- ps5が再起動しない時の切り分け
- ps5が起動しない場合のチェック項目
ps5電源ボタンの基本的な使い方
PS5のトラブルシューティングの基本は、電源ボタンの正しい操作を理解することから始まります。結論として、電源ボタンは短押しと長押しで機能が異なり、状況に応じて使い分ける必要があります。
PS5本体にはディスクドライブの有無によって2つのモデルが存在し、ボタンの配置が少し異なりますが、電源ボタンの機能は共通です。
その理由は、単純な起動・終了だけでなく、強制終了やセーフモード起動といった特殊な操作が、すべて電源ボタンの長押し時間によって管理されているためです。(参照:PlayStation®サポート セーフモード)
具体的には、以下の表のように操作と本体の反応が分かれています。フリーズなどのトラブル時に特に重要なのが、「ピッ」というビープ音です。1回目のビープ音は電源オフ処理の開始、2回目のビープ音(約7秒後)は強制終了やセーフモード起動の合図となります。
操作方法 | ビープ音 | 動作内容 | 主な使用場面 |
---|---|---|---|
短押し | 1回 | 電源を入れる / レストモードにする | 通常の起動・終了 |
長押し (約3秒) | 1回 | 電源を完全に切る | アプリケーションをすべて終了させたい時 |
長押し (約7秒) | 2回 | 強制的に電源を切り、セーフモードを起動する準備をする | フリーズして操作不能になった時 |
通常版とデジタル・エディションのボタン配置
ディスクドライブ搭載の通常版は、前面にボタンが2つあります。上がディスクを取り出すイジェクトボタン、下が電源ボタンです。一方、ディスクドライブがないデジタル・エディションは、電源ボタンが1つだけなので、間違える心配はありません。
状況別のps5再起動のやり方
PS5の再起動には、大きく分けて3つの方法があります。結論から言うと、コントローラーで操作できる通常の方法が最も安全であり、フリーズ時には本体の電源ボタン、起動自体に問題がある場合はセーフモードと使い分けます。
なぜなら、それぞれの再起動方法はPS5本体への負荷やデータ保護の観点が異なるからです。通常の再起動はシステムが正常にデータを保存し、安全に処理を終了させる手順を踏みます。一方で、ps5の強制再起動は、いわば緊急停止措置であり、保存されていないデータが失われるリスクを伴います。
例えば、以下のように状況に応じて最適な方法を選択してください。
方法1:コントロールセンターからの通常再起動
最も基本的で安全な方法です。
- コントローラーのPSボタンを押してコントロールセンターを表示します。
- 一番右にある[電源]アイコンを選択します。
- メニューから[PS5を再起動する]を選びます。
ゲームプレイを終了する際や、少し動作が重いと感じた時に有効です。定期的にこの方法で再起動することで、システムの動作を安定させる効果も期待できます。
方法2:電源ボタンでの強制終了と再起動
画面が固まってしまい、コントローラーの操作を一切受け付けない時に使用します。
- PS5本体の電源ボタンを押し続けます。
- 約7秒後に2回目の「ピッ」という音が鳴ったら、指を離します。
- 本体の電源が完全に切れたことを確認し、数秒待ってから再度電源ボタンを短押しして起動します。
この方法は保存していないゲームの進行状況などが失われる可能性があります。あくまで緊急手段として使用し、多用は避けるべきです。
方法3:セーフモード経由での再起動
電源は入るものの、正常にホーム画面までたどり着けない場合に使用する専門的な方法です。
- PS5の電源を完全に切ります。(電源ランプが消灯している状態)
- 電源ボタンを長押しし、2回目のビープ音が聞こえたら指を離します。
- 画面の指示に従い、USBケーブルでコントローラーを接続し、PSボタンを押します。
- セーフモードのメニューが表示されたら、[1. PS5を再起動する]を選択します。
ps5が再起動中にフリーズする場合の対処法
再起動を試みている最中にフリーズしてしまうのは、非常に厄介な症状です。この場合、システムの深い部分で問題が発生している可能性が高く、周辺機器の取り外しやセーフモードでの対処が必要になります。
その理由は、再起動プロセスはシステムの根幹部分を読み込む重要な処理であり、ここでの停止は単なるアプリケーションのエラーではなく、接続された外部機器の不具合や、本体ストレージ内のデータ破損が原因であることが多いためです。
もし再起動中にフリーズしてしまったら、以下の手順を順番に試してください。
手順1:周辺機器をすべて取り外す
外付けSSDやUSBハブ、ヘッドセットなど、PS5に接続している全ての周辺機器を取り外してみてください。特定の機器がシステムの起動を妨げているケースは少なくありません。機器をすべて外した状態で、再度強制終了と再起動を試みます。
手順2:電源ケーブルを抜いて放電する
強制終了後、本体とコンセントから電源ケーブルを抜き、公式手順でも推奨されている20分程度放置してください。(参照:PlayStation®サポート PS5の電源が入らない)これにより、本体内部に溜まった不要な電気が放電され、一時的な不具合がリセットされることがあります。その後、ケーブルをしっかりと接続し直してから電源を入れてみましょう。
手順3:セーフモードで「コンソールストレージを修復」する
前述の方法でセーフモードを起動し、メニューから[3. コンソールストレージを修復] を選択します。これはデータを消去せずに、本体ストレージのエラーをチェックし修復を試みる機能です。起動に関する問題やストレージが原因と思われる不具合の際に、まず試すべき安全な選択肢です。
この「コンソールストレージを修復」は、データを失うリスクなく試せる非常に有効な手段です。フリーズや起動不良が起きたら、まずこれを試すのがおすすめです。
手順4:セーフモードで「キャッシュを消去/データベースを再構築」する
ストレージ修復でも改善しない場合、セーフモードのメニューから[6. キャッシュを消去/データベースを再構築] を試します。この中にある「キャッシュを消去」や「データベースを再構築」は、一時データや管理情報を整理・修復する機能です。こちらもデータが消えることはありませんが、処理に時間がかかる場合があります。
ps5が再起動後に画面真っ暗になる原因
PS5の電源ランプは点灯しているのに、再起動しても画面が真っ暗なまま。これは、本体ではなく映像出力に関するトラブルである可能性が高いです。
なぜなら、PS5本体は起動処理を終えているものの、テレビやモニターに映像信号が正しく伝わっていない状態と考えられるからです。主な原因としては、HDMIケーブルの接続不良、テレビ側の入力切替ミス、あるいはPS5の映像出力設定とモニターの相性問題が挙げられます。
画面が真っ暗な場合は、以下の点を順番に確認してみてください。
確認1:HDMIケーブルの接続
基本中の基本ですが、最も多い原因の一つです。PS5本体側とテレビ・モニター側の両方で、HDMIケーブルを一度抜いて、奥までしっかりと差し直してください。可能であれば、別のHDMIケーブルや、テレビの別のHDMI端子に接続してみると、問題の切り分けができます。
確認2:テレビ・モニターの入力切替
テレビのリモコンで入力切替ボタンを押し、PS5が接続されているHDMI入力(例: HDMI 1, HDMI 2)に正しく設定されているか確認します。意外と見落としがちなポイントです。
確認3:セーフモードで映像出力を変更する
上記2点を確認しても映らない場合、PS5の映像出力設定に問題があるかもしれません。セーフモードを起動し、メニューから[2. 映像出力を変更]を選択してください。これを選ぶと、「解像度を変更」と「HDCPモードを変更」のサブメニューに進みます。
まず「解像度を変更」を選択すると、PS5が安全な解像度で再起動し、お使いのディスプレイで表示可能な解像度を選択し直す画面が表示されます。もしこれで画面が映れば、解像度の設定が原因だったと特定できます。その後、[設定] > [スクリーンとビデオ]から、最適な解像度に再設定しましょう。
HDCPモードの変更も有効な場合が
「映像出力を変更」のサブメニューにある「HDCPモードを変更」も有効な場合があります。HDCPとは著作権保護技術のことで、これがモニターと上手く連携できていない場合に映像が映らないことがあります。[HDCP 1.4のみ]に変更することで改善するケースがあります。
ps5が再起動しない時の切り分け
「再起動する」を選択したのに反応がない、または電源が落ちたまま戻ってこないなど、PS5が再起動しない症状は深刻に感じられます。結論として、まずは電源供給の物理的な確認を行い、次にセーフモードが起動できるかどうかで、問題の深刻度を判断します。
その理由は、問題の原因が「コンセントやケーブルの単純な接触不良」なのか、「システムソフトウェアの破損」なのか、あるいは「本体の物理的な故障」なのかを切り分ける必要があるからです。
以下のフローで確認を進めてみてください。
- 電源ランプの確認:まず、PS5本体の電源ランプが完全に消灯しているか確認します。もし点滅している場合は、システムが正常にシャットダウンできていない状態です。完全に消えるまで待つか、電源ボタンの長押しで強制終了させます。
- 電源ケーブルの再接続:ランプが消灯したら、壁のコンセント側とPS5本体側の両方で電源ケーブルを抜き差しします。テーブルタップなどを使用している場合は、壁のコンセントに直接接続して試すことも重要です。
- セーフモードの起動試行:電源ケーブルを再接続した後、電源ボタンを7秒以上長押しして、セーフモードが起動するかどうかを確認します。
- セーフモードが起動する場合:システムソフトウェアに何らかの問題を抱えていますが、本体の基幹部分は生きている可能性が高いです。この場合、「コンソールストレージを修復」や「データベースを再構築」で復旧できる見込みがあります。
- セーフモードが起動しない場合:ビープ音が全くしない、または電源ランプが一切反応しない場合は、電源ユニットの故障など、ハードウェアに深刻な問題が発生している可能性があります。
セーフモードすら起動できない状態は、ユーザー自身で対処できる範囲を超えています。この場合は、無理に操作を続けず、PlayStationサポートへの修理相談を検討してください。
ps5が起動しない場合のチェック項目
電源ボタンを押してもPS5が全く反応せず、起動しない。この状況では、問題がPS5本体にあるのか、それとも電源環境にあるのかを丁寧に見極めることが重要です。
なぜなら、意外にも電源タップの故障やコンセントの抜け、ケーブルの断線といった、PS5本体以外の単純な原因であることも少なくないからです。
PS5が起動しない場合は、以下の項目を一つずつ冷静にチェックしてください。
チェックリスト
- □ 電源ケーブルは本体とコンセントにしっかり刺さっていますか?
→ 一度両方から抜き、再度「カチッ」と音がする感覚があるまでしっかり差し込んでください。
- □ 電源タップや延長コードを使用していますか?
→ もし使用しているなら、一度それらを経由せず、PS5の電源ケーブルを壁のコンセントに直接接続してみてください。
- □ そのコンセントは正常ですか?
→ スマートフォンの充電器など、別の電化製品を接続して、コンセント自体が通電しているか確認してください。
- □ 電源ボタンを長押しすると反応がありますか?
→ 7秒以上長押しして「ピッ」というビープ音が鳴るか試してください。短押しに反応しなくても、長押しでセーフモードに入れる場合があります。
- □ 電源ランプは一瞬でも光りますか?
→ 青く一瞬光ってすぐ消える、などの場合は本体内部の電源ユニットや基盤に問題があるサインかもしれません。
ps5の強制再起動で直らない時の対処法
- ps5が起動しない白点灯状態とは
- セーフモードで初期化しか選べない?
- 見逃したくないPS5が壊れる前兆
- プレステ5の寿命は何年ですか?
- PS5は縦置きと横置きどっちがいい?
- ps5の強制再起動の総括
ps5が起動しない白点灯状態とは
電源ボタンを押すと青いランプが点灯し、その後白いランプに変わったまま、画面には何も映らず起動が進まない。この「白点灯フリーズ」は、PS5の電源は入っているものの、システムソフトウェアが正常に起動できていない状態を示しています。
その理由は、PS5の電源ランプの色は本体のステータスを示しており、「青点灯」は電源投入処理中、「白点灯」はシステムが起動し正常稼働中であることを意味します。つまり、白点灯に移行したのに画面が出ないのは、OSの起動プロセスの最終段階で失敗している可能性を示唆しています。
この状態に陥った場合の対処法は、セーフモードからの復旧が中心となります。
対処法1:強制終了と完全な電源オフ
まずは電源ボタンを長押しして強制的に電源を切り、電源ケーブルを抜いて20分ほど放置する「放電」を試してください。一時的なシステムの混乱であれば、これで改善することがあります。
対処法2:セーフモードからの復旧作業
放電しても改善しない場合は、セーフモードを起動して以下のメニューを上から順番に試していきます。
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- [3. コンソールストレージを修復]:データを消さずにストレージのエラーを修復します。
- [6. キャッシュを消去/データベースを再構築]:次に、キャッシュの消去やデータベースの再構築を行い、ソフトウェア的な不整合を修正します。
- [5. 初期設定に戻す]:これは本体の設定のみを初期値に戻す機能です。セーブデータやゲームは消えません。
- [7. PS5を初期化] / [8. PS5を初期化(システムソフトウェアを再インストール)]:最終手段です。本体内の全てのデータが消去されます。
初期化前のバックアップを忘れずに
[7]や[8]の初期化を行うと、全てのセーブデータが消去されます。実行する前に、PlayStation Plusのクラウドストレージにセーブデータが同期されているか確認したり、USBドライブに本体データをバックアップしたりすることを強く推奨します。(参照:PS5のデータをバックアップ/復元する方法)
セーフモードで初期化しか選べない?
セーフモードを起動したのに、メニューのほとんどが灰色で選択できず、「8. PS5を初期化(システムソフトウェアを再インストール)」しか選べないことがあります。これは、システムソフトウェアが深刻なレベルで破損しており、OS自体を入れ直さない限り復旧できない状態です。
なぜなら、再起動やストレージ修復といった機能は、正常なシステムソフトウェアの一部を利用して動作します。その根幹部分が破損しているため、他の選択肢が実行できなくなっているのです。
この状況に陥った場合、ユーザーができることは一つしかありません。
USBストレージデバイスを使ったシステムソフトウェアの再インストール
パソコンとUSBメモリを使って、手動でシステムソフトウェアを再インストールする必要があります。手順の詳細は、必ず公式サイトで確認してください。
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- パソコンで公式サイトにアクセス:PlayStation公式サイトの「PS5システムソフトウェアアップデート」ページにアクセスします。
- 再インストール用ファイルをダウンロード:ページ内にある「アップデートファイル」ではなく、必ず「再インストール用ファイル」をダウンロードしてください。ファイル名が「PS5UPDATE.PUP」となります。
- USBメモリを準備:USBメモリ(1GB以上の空き容量)をパソコンに接続し、「FAT32」または「exFAT」形式でフォーマットします。
- フォルダを作成しファイル配置:フォーマットしたUSBメモリ内に大文字で「PS5」というフォルダを作成し、その中にさらに「UPDATE」というフォルダを作成します。ダウンロードした「PS5UPDATE.PUP」ファイルを、この「UPDATE」フォルダの中に保存します。(階層: PS5/UPDATE/PS5UPDATE.PUP)
- PS5で実行:作成したUSBメモリをPS5に接続し、セーフモードを起動します。唯一選択できる[8. PS5を初期化(システムソフトウェアを再インストール)]を選び、画面の指示に従って進めます。
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見逃したくないPS5が壊れる前兆
PS5のような精密機器は、完全に故障する前に何らかのサイン(前兆)を発することがあります。結論として、「音」「動作」「表示」の異常に気づくことが、深刻な故障を未然に防ぎ、大切なデータを守る鍵となります。
なぜなら、これらの異常は冷却ファンの劣化、ストレージの不具合、グラフィックチップの問題など、内部コンポーネントが限界に近づいていることを示しているからです。前兆に気づいた時点でバックアップを取るなどの対策を講じれば、万が一の事態に備えることができます。
以下のような症状が頻繁に現れるようになったら注意が必要です。
主な故障の前兆
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- ファンの異常な騒音:起動時や高負荷時以外でも、常に「ゴーッ」という大きな音が鳴り続ける。これは内部にホコリが溜まり、冷却能力が低下しているサインです。放置すると熱暴走の原因になります。
- 頻繁なフリーズや強制終了:特定のゲームだけでなく、ホーム画面などでも頻繁に動作が停止したり、エラーコードが表示されたりする。
- グラフィックの乱れ:ゲーム中に、画面にカラフルな線やブロックノイズ(グリッチ)が表示される。これはグラフィック処理を行うGPUの不具合が考えられます。
- ディスクの読み込み不良:ディスク版のモデルで、ゲームディスクやBlu-rayディスクを認識しない、または読み込みに何度も失敗する。
- 電源が突然落ちる:何の操作もしていないのに、突然電源が落ちてしまう。電源ユニットの劣化が疑われます。
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プレステ5の寿命は何年ですか?
PlayStation 5の寿命が何年なのか、気になる方も多いでしょう。結論から言うと、ソニーからの公式な発表はありませんが、一般的に家庭用ゲーム機は5年~7年程度が寿命の一つの目安とされています。
その理由は、内蔵されている冷却ファンやSSD(ソリッドステートドライブ)といった部品には物理的な寿命や書き込み回数の上限が存在するためです。また、約6~7年周期で次世代機が登場するというコンソールサイクルの観点からも、この年数は一つの区切りと考えられています。
ただし、使い方や環境によって寿命は大きく変わります。
PS5を長持ちさせるためのコツ
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- 設置場所を工夫する:PS5の吸排気口を塞がないよう、壁から10cm以上離して設置しましょう。これは公式の安全ガイドにも記載されている、熱を逃がすための重要なクリアランスです。(参照:PlayStation®5 安全ガイド)
- 定期的な清掃:数ヶ月に一度は、エアダスターなどを使って吸排気口のホコリを取り除いてください。内部にホコリが溜まると冷却効率が著しく低下し、部品の劣化を早めます。
- 長時間の連続使用を避ける:何十時間も連続で稼働させ続けると、本体に熱が蓄積しやすくなります。適度に休憩を挟むことは、プレイヤーだけでなくPS5本体のためにもなります。
- 電源を完全に切る:ゲームを終える際は、レストモードではなく、電源を完全にオフにすることで、部品への負荷を減らすことができます。
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PS5は縦置きと横置きどっちがいい?
PS5の独特なデザインは、縦置きと横置きのどちらで設置すべきか悩む要因の一つです。結論としては、ソニー公式はどちらの設置方法もサポートしており、冷却性能に大きな差はないため、ユーザーの設置環境や安定性の好みで選んで問題ありません。
それぞれの設置方法には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
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縦置き | ・設置スペースが少なく済む ・デザイン性が際立つ |
・重心が高く不安定で、地震や衝撃で転倒しやすい ・下部の吸気口が塞がれやすい場合がある |
横置き | ・重心が低く非常に安定している ・排熱効率が良いとされる場合がある |
・広い設置スペースが必要になる ・見た目の圧迫感が大きい |
安定性を重視するなら「横置き」がおすすめ
特に小さなお子様やペットがいるご家庭、あるいは地震が心配な環境では、安定感に優れる横置きが推奨されます。PS5は決して軽い機器ではないため、転倒による故障や怪我のリスクを避けるのが賢明です。
液体金属漏れの噂について
発売当初、一部で「縦置きするとCPUを冷却するための液体金属が漏れ出す可能性がある」という報道がありましたが、これは非正規の修理業者が分解に失敗した特殊なケースが発端とされています。通常の使用において、縦置きが原因で液体金属が漏れることはないというのが現在の一般的な見解です。
ps5の強制再起動の総括
この記事では、PS5の強制再起動をはじめとする様々なトラブルシューティングについて、2025年現在の最新情報に基づいて解説してきました。最後に、いざという時に慌てないための重要なポイントをまとめます。
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- フリーズ時は2回目のビープ音が鳴るまで電源ボタンを約7秒長押しする
- セーフモード利用時はコントローラーのUSB有線接続が必須
- 電源トラブル時はケーブルを抜いて20分ほど放電させてみる
- 画面が真っ暗な時はまずHDMIケーブルとテレビの入力を確認する
- セーフモードは起動トラブルの際に使う専門的な復旧機能
- データを消さずに試せる「コンソールストレージを修復」が有効
- 「キャッシュを消去/データベースを再構築」もデータは消えない
- 「初期設定に戻す」は設定がリセットされるだけでゲームやデータは残る
- 「PS5を初期化」する前には必ずセーブデータのバックアップを検討する
- 「PS5を初期化(システムソフトウェアを再インストール)」しか選べない時はOSの再インストールが必要
- ファンの異音や頻繁なフリーズは故障の前兆かもしれない
- PS5の寿命は一般的に5~7年が目安だがメンテナンス次第で延びる
- 設置は安定性の横置きか、省スペースの縦置きかを環境に合わせて選ぶ
- 換気のため壁から10cm以上のスペースを確保することが推奨される
- セーフモードでも起動しない場合はハードウェア故障の可能性が高い
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