PS5を手に入れて、お気に入りのBluetoothヘッドホンでゲームを楽しもうと思ったら、なぜか接続できず困っていませんか。
実は、PS5でブルートゥースがなぜ使えないのかという疑問を持つ方は少なくありません。多くの場合、ps5でヘッドホンが接続できないのは故障ではなく、本体の仕様が原因です。
しかし、解決策はあります。この記事では、ps5 bluetoothトランスミッターを利用したps5のワイヤレスヘッドホン接続方法を、誰でも分かるように丁寧に解説します。
また、より手軽なps5のヘッドホン有線接続方法や、おすすめのps5 bluetoothトランスミッター、そしてps5純正ヘッドセットのレビューも網羅的にご紹介します。特に人気のPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットについても触れるため、この記事を読めば、あなたの環境に最適なps5のヘッドセット接続方法が必ず見つかります。
この記事で分かること
- PS5でBluetoothオーディオが直接使えない理由
- トランスミッターを使ったワイヤレスヘッドホンの接続手順
- 純正・他社製品を含めたおすすめワイヤレス機器の選び方
- 有線接続を含めたPS5の様々な音声出力方法
ps5でブルートゥースヘッドホンを使う方法と注意点
- ps5でブルートゥースがなぜ使えないのか
- ps5でヘッドホンが接続できない主な原因
- ps5はbluetoothトランスミッターで接続
- ps5ワイヤレスヘッドホンの接続方法を解説
- ps5のヘッドホン有線接続方法とは?
ps5でブルートゥースがなぜ使えないのか
結論から言うと、PS5本体はBluetoothオーディオに公式対応していません。そのため、一般的なBluetoothヘッドホンやイヤホンを直接ペアリングして使用することはできない仕様です。
これは故障ではなく、最高のゲーム体験を提供するための意図的な設計によるものです。Bluetoothオーディオは、音声データを一度圧縮し、無線で送信した後に受信側で展開する仕組み上、どうしても音声の遅延が発生してしまいます。特に、コンマ1秒の反応が求められるアクションゲームやFPSにおいて、映像と音のズレは致命的なプレイ体験の低下に繋がる可能性があります。
また、PS5のBluetooth機能は、主にDualSenseワイヤレスコントローラーや公式の周辺機器との安定した通信を確保するために割り当てられています。多くのオーディオ機器との接続を許可すると、電波干渉を引き起こし、コントローラーの操作に影響が出るリスクも考えられます。
PS5がBluetoothオーディオ非対応の理由
主な理由は「音声遅延」と「接続の安定性」を確保するためです。これにより、ゲームプレイへの没入感を損なうことなく、コントローラーなどの入力機器が安定して動作する環境を維持しています。
ps5でヘッドホンが接続できない主な原因
PS5でヘッドホンが接続できない場合、その原因は大きく分けて2つ考えられます。ご自身の状況がどちらに当てはまるか確認してみてください。
原因1:Bluetoothヘッドホンを直接接続しようとしている
前述の通り、PS5はBluetoothオーディオに公式対応していません。PS5の設定画面からBluetooth機器の検索を試みても、お持ちのヘッドホンが表示されることはありません。
これが、ユーザーが直面する最も一般的な「接続できない」原因です。PS5本体のBluetooth機能は、あくまでコントローラーやキーボードといった入力機器専用と理解しておく必要があります。
原因2:使用している機器がPS5に対応していない
USB接続タイプのヘッドセットや、Bluetoothトランスミッターを使用しているにも関わらず接続できない場合は、その機器自体がPS5に非対応である可能性が考えられます。
特に、古い製品や一部の安価な製品では、PS5のシステムで正しく認識されないことがあります。製品のパッケージや公式サイトで「PS5対応」の記載があるかを確認することが重要です。
接続前に対応状況の確認を
ヘッドホンや周辺機器を購入する際は、必ず「PlayStation 5対応」や「PS5動作確認済み」といった表記があるかを確認しましょう。これにより、購入後のトラブルを未然に防ぐことができます。
ps5はbluetoothトランスミッターで接続
PS5本体で直接Bluetoothヘッドホンを接続することはできませんが、あるアイテムを使えば簡単に無線接続を実現できます。それが、USBタイプの「Bluetoothトランスミッター」です。
Bluetoothトランスミッターは、PS5本体のUSBポートに接続することで、PS5からの音声信号をBluetooth電波に変換して送信する役割を果たします。つまり、PS5とBluetoothヘッドホンの「橋渡し」をしてくれる外部機器です。これを利用すれば、公式非対応であるPS5でも、お気に入りのBluetoothヘッドホンでゲーム音声をワイヤレスで楽しむことが可能になります。
トランスミッターの選び方が重要
快適なゲームプレイのためには、トランスミッター選びが非常に重要です。特に、音声の遅延を極力少なくする「低遅延コーデック」に対応したモデルを選ぶことを強くおすすめします。コーデックについては後ほど詳しく解説します。
ps5ワイヤレスヘッドホンの接続方法を解説
それでは、実際にBluetoothトランスミッターを使ってPS5とワイヤレスヘッドホンを接続する手順を解説します。設定は非常に簡単で、一度接続してしまえば、次回からはヘッドホンの電源を入れるだけで自動的に繋がります。
ステップ1:トランスミッターをPS5に接続する
まず、用意したUSB Bluetoothトランスミッターを、PS5本体のUSBポート(前面または背面)に差し込みます。多くの製品は、差し込むと自動で電源が入り、ペアリングモードを示すLEDライトが点滅を開始します。
ステップ2:ヘッドホンをペアリングモードにする
次に、接続したいBluetoothヘッドホンの電源を入れ、ペアリングモードに設定します。設定方法は製品によって異なりますが、一般的には電源ボタンの長押しなどで移行できます。詳細はお使いのヘッドホンの取扱説明書をご確認ください。
ステップ3:ペアリングの完了を待つ
トランスミッターとヘッドホンが両方ともペアリングモードになると、自動的にお互いを検知して接続が開始されます。数秒から数十秒待つとペアリングが完了し、トランスミッターのLEDライトが点滅から点灯に変わるなど、状態が変化します。
ステップ4:PS5の音声出力を設定する
最後に、PS5のホーム画面から「設定」>「サウンド」>「音声出力」の順に進みます。「出力機器」の項目で、接続したトランスミッターの名称(製品名など)が選択されていることを確認してください。もし選択されていない場合は、手動で選択します。
これで設定は完了です。ヘッドホンからPS5のメニュー音やゲーム音声が聞こえてくれば成功です。一度この設定を行えば、PS5がトランスミッターを記憶するため、次回以降はステップ4の操作は不要になります。
ps5のヘッドホン有線接続方法とは?
ワイヤレス接続の遅延がどうしても気になる方や、追加の機器を購入したくない場合には、有線接続が最もシンプルで確実な方法です。
PS5の有線接続は非常に簡単で、DualSenseワイヤレスコントローラーの下部にある3.5mmヘッドホンジャックに、お持ちの有線ヘッドホンやイヤホンのプラグを差し込むだけです。これだけで、PS5は自動的に音声出力をヘッドホンに切り替え、ゲームの音声をすぐに聞くことができます。
有線接続のメリット
- 遅延ゼロ:音声信号がケーブルを直接伝わるため、音の遅延は一切ありません。
- 追加費用不要:一般的な有線ヘッドホンさえあれば、追加でトランスミッターなどを購入する必要がありません。
- マイクも簡単利用:マイク付きのヘッドセットであれば、そのままボイスチャットにも利用できます。
- 充電不要:コントローラーから給電されるため、ヘッドホン自体のバッテリー切れの心配がありません。
手軽さと安定性を最優先するなら、有線接続は非常に優れた選択肢と言えるでしょう。
ps5ブルートゥースヘッドホン接続におすすめの製品
- おすすめのps5 bluetoothトランスミッター
- 純正ps5ヘッドセットの接続方法
- ps5純正ヘッドセットのレビューと評価
- PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットの特徴
- ps5ブルートゥースヘッドホンの総括
おすすめのps5 bluetoothトランスミッター
PS5で快適なワイヤレス環境を構築するためには、低遅延で安定した接続が可能なトランスミッターを選ぶことが不可欠です。ここでは、数ある製品の中から特におすすめのモデルを厳選してご紹介します。
選ぶ際の最大のポイントは、「低遅延コーデック」に対応しているかどうかです。特に「aptX Adaptive」や「aptX Low Latency (LL)」に対応しているモデルは、遅延をほとんど感じないレベルまで抑えられるため、ゲーム用途に最適です。
重要:コーデックは送受信側の両対応が必要
この低遅延効果を最大限に得るには、トランスミッター側だけでなく、使用するヘッドホン側も同じコーデック(aptX Adaptiveなど)に対応している必要があります。購入前には、必ずトランスミッターとヘッドホン両方の対応コーデックが一致しているかを確認してください。
注意:マイク(ボイスチャット)が使えない場合も
多くのトランスミッターは音声を聞くこと(出力)に特化しており、製品によってはマイク機能(入力)が使えない場合があります。ボイスチャットを楽しみたい方は、必ず「マイク対応」や「ボイスチャット対応」と明記されたモデルを選びましょう。
製品名 | 特徴 | 対応コーデック | 接続端子 |
---|---|---|---|
Creative BT-W5 | PS5での動作を公式にサポート。aptX Adaptive対応で高音質かつ超低遅延を実現。ボイスチャットにも対応。 | aptX Adaptive, aptX HD, aptX, SBC | USB Type-C |
UGREEN CM596 | Bluetooth 5.3に対応し、安定した接続性が魅力。aptX Adaptiveにも対応しており、コストパフォーマンスが高い。 | aptX Adaptive, aptX HD, aptX, SBC | USB Type-A |
サンワダイレクト 400-BTAD008 | aptX LLに対応し、遅延を重視するユーザーに人気。通信距離が長いのも特徴。 | aptX LL, aptX, SBC | USB Type-A |
特に「Creative BT-W5」は、PS5ユーザーからの評価が非常に高く、マイクにも対応しているため、迷ったらまずこの製品を検討してみるのが良いでしょう。
純正ps5ヘッドセットの接続方法
ソニーからは、PS5に最適化された純正のワイヤレスヘッドセットが発売されています。これらの製品は、Bluetoothではなく、独自の「PlayStation Link」技術や専用のUSBドングルを使用した2.4GHzワイヤレス接続を採用しています。
接続方法はトランスミッター利用時よりもさらに簡単です。
- 付属のUSBアダプター(ドングル)をPS5本体のUSBポートに接続します。
- ヘッドセット本体の電源を入れます。
これだけで、ヘッドセットとアダプターは自動的にペアリングされ、接続が完了します。PS5側での複雑な設定は一切不要で、購入後すぐに最高の音響体験を得られるのが純正品の最大のメリットです。
PlayStation Linkとは?
「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」などに採用されている、ソニー独自の新しいワイヤレスオーディオ技術です。ロスレスオーディオ(音質劣化なし)と低遅延を両立し、PS5やPlayStation Portal リモートプレーヤーとのシームレスな接続を実現します。
ps5純正ヘッドセットのレビューと評価
現在、PS5の主な純正ヘッドセットとして「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」と、より新しい「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」および「PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット」が存在します。ここではそれぞれの特徴と評価を比較します。
PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット
PS5の発売当初から人気の定番モデルです。最大の魅力は、PS5の目玉機能である「Tempest 3Dオーディオ」技術に完全最適化されている点です。これにより、ゲーム内の音が上下左右あらゆる方向から聞こえてくるような、圧倒的な没入感を体験できます。価格も比較的手頃で、コストパフォーマンスに優れたモデルとして高い評価を得ています。
PULSE Explore & PULSE Elite
これらは、より高音質を求めるユーザー向けの新しいラインナップです。PULSE Exploreはイヤホンタイプ、PULSE Eliteはヘッドセットタイプです。両モデルとも、通常は高級オーディオに採用される「プレーナーマグネティックドライバー」を搭載しており、極めてクリアで歪みのないサウンドを実現しています。また、前述の「PlayStation Link」技術に対応し、音質劣化のないロスレスオーディオと低遅延を両立しているのが特徴です。
純正以外のワイヤレスヘッドセットという選択肢
実は、純正品以外にも多くのゲーミングブランドからPS5に対応したUSBドングル付きのワイヤレスヘッドセットが発売されています。SteelSeries(スティールシリーズ)やRazer(レイザー)といった有名ブランドの製品は、Bluetoothではなく独自の2.4GHzワイヤレス方式を採用しており、純正品同様に低遅延で安定した接続が可能です。デザインや音質の好みに合わせて、これらのサードパーティ製品を検討するのも良いでしょう。
選択肢は純正品だけではありません。トランスミッターのコーデックを気にするのが面倒な方は、PS5対応を謳うドングル付きのワイヤレスヘッドセットを選ぶのが確実な方法の一つです。
PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットの特徴
ここでは、多くのPS5ユーザーに選ばれている「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」について、さらに詳しくその特徴を掘り下げていきます。
Tempest 3Dオーディオへの完全対応
このヘッドセットの最大の特徴は、PS5の3Dオーディオ技術を最大限に引き出せるように設計されている点です。対応するゲームでは、敵の足音や銃声の方向、雨音の響きなどが驚くほどリアルに感じられ、ゲームへの没入感が格段に向上します。
洗練されたデザインと快適な装着感
PS5本体と統一感のある、白と黒を基調とした未来的なデザインが目を引きます。ヘッドバンドは頭のサイズに合わせて自動でフィットする構造になっており、イヤーパッドも柔らかく、軽量設計なため長時間のプレイでも疲れにくいと好評です。
クリアなボイスチャット機能
マイクは外側に突き出ていない内蔵型ですが、ノイズキャンセリング技術が搭載されており、自分の声だけをクリアに拾ってくれます。コントローラーのミュートボタンと連動しているほか、ヘッドセット本体にも音量調整やマイクミュートの物理ボタンがあり、直感的な操作が可能です。
PULSE 3Dはこんな人におすすめ
- PS5の3Dオーディオを最大限に体験したい人
- 純正品ならではのデザインの統一感と安心感が欲しい人
- コストパフォーマンスの高いワイヤレスヘッドセットを探している人
ps5ブルートゥースヘッドホンの総括
まとめ:あなたのPS5オーディオ環境をアップグレードしよう
- PS5は音声遅延を避けるためBluetoothオーディオに公式非対応
- USBトランスミッターを使えば手持ちのBluetoothヘッドホンが利用可能
- 低遅延効果を得るにはヘッドホンとトランスミッター両方のコーデック対応が必要
- ボイスチャットをしたいならマイク対応のトランスミッターを選ぶ
- おすすめはaptX Adaptive対応のCreative BT-W5など
- 最も手軽で遅延がないのはコントローラーへの有線接続
- 純正ヘッドセットは専用ドングルで簡単かつ高品質な接続を実現
- PULSE 3Dは3Dオーディオ体験に最適なコスパモデル
- PULSE Explore/Eliteはロスレス音質を求めるユーザー向け
- SteelSeriesなど他社製2.4GHzヘッドセットも有力な選択肢
- ゲームのジャンルや音質へのこだわりで最適な選択肢は変わる
- FPSなど遅延が気になるなら有線かドングル接続のヘッドセットが確実
- RPGなどをじっくり楽しむならトランスミッターでも十分快適
- 購入前には必ず製品のPS5対応状況や自身の機器との互換性を確認する
- この記事を参考にあなただけの最高のサウンド環境を構築しよう
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