待望の新作アクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」(ゼンゼロ)について、「Nintendo Switch 2(switch2)でゼンゼロは遊べるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ゼンゼロの対応ハードやコンソール、特にゼンゼロのSwitch版やスイッチモードの有無に関する情報は、多くのゲームファンの関心事です。
一方で、ゼンゼロはPS5でのリリースが発表されており、どのようなハードで展開されるのか注目が集まっています。また、Switch2本体に関しても、正規価格はいくらですか?といった価格情報や、Switch2の入荷が多い曜日は?といった具体的な購入計画、さらにはSwitch2でできないソフトはあるのか、競合タイトルと目される鳴潮はswitch2でリリースされるのか、など知りたい情報が山積みです。
この記事では、ゼンゼロのSwitch2対応の可能性から、現在判明している公式情報、そしてSwitch2本体の噂まで、皆さんの疑問を一つずつ解消していきます。
この記事で分かること
- ゼンゼロが公式に発表している対応ハード一覧
- Switch2でゼンゼロの発売が期待できない具体的な理由
- Switch2本体の価格や性能に関する最新の噂
- ゼンゼロと競合タイトルの今後のリリース可能性
switch2版ゼンゼロの発売が絶望的な理由
- ゼンゼロが公式発表した対応コンソール
- ゼンゼロがプレイできる対応ハードとは
- 公式にゼンゼロSwitch版の発表はなし
- ゼンゼロにスイッチモードは搭載されるか
- ゼンゼロPS5版のリリースは確定している
- ゼンゼロPS4版は?
ゼンゼロが公式発表した対応コンソール
結論から言うと、2025年8月現在、ゼンレスゾーンゼロの対応コンソールとして任天堂のプラットフォームは発表されていません。開発元であるHoYoverseが公式に発表しているのは、PlayStation 5、PC、そしてiOSとAndroidのスマートフォンです。
現在の公式情報をまとめると、以下の通りになります。
プラットフォーム | 対応状況 | 備考 |
---|---|---|
PlayStation 5 | 対応済み | 2024年7月4日リリース |
PC (Windows) | 対応済み | 2024年7月4日リリース |
iOS / Android | 対応済み | 2024年7月4日リリース |
PlayStation 4 | 非対応 | 公式からの発表なし |
Nintendo Switch / Switch2 | 非対応 | 公式からの発表なし |
このように、主要な現行機やモバイルには対応していますが、リストに任天堂ハードの名前はないのが現状です。このため、Switchやその後継機でのリリースを期待しているユーザーにとっては、少し残念な状況が続いています。
ゼンゼロがプレイできる対応ハードとは
前述の通り、ゼンゼロをプレイできるハードは、主にPS5、PC、スマートフォンの3種類です。特にPC版を検討している場合、快適にプレイするためには一定のスペックが求められます。
参考:PC版の推奨スペック
- OS: Windows 10/11 64-bit
- CPU: Intel Core i7 第10世代または同等スペック以上
- メモリ: 8GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1660または同等スペック以上
これらのスペックは、一般的な家庭用ゲーム機であるNintendo Switchの性能を大きく上回ります。仮にSwitch2で大幅な性能向上が見られたとしても、最適化には相応の開発期間とコストが必要になるでしょう。HoYoverseの他のタイトル(例えば「原神」)も、Switch版の開発が長期間にわたって発表されたまま進展が見られない状況を考えると、ゼンゼロのSwitch対応は簡単ではないと推測できます。
公式にゼンゼロSwitch版の発表はなし
ユーザーが最も知りたいであろう「ゼンゼロSwitch版」に関する情報ですが、これについては開発元のHoYoverseから一切の公式発表がありません。
ゲーム関連のイベントやインタビュー、公式サイトのQ&Aなど、あらゆる公式情報源を確認しても、Nintendo SwitchやSwitch2という単語を見つけることはできませんでした。通常、人気タイトルがマルチプラットフォームで展開される場合、開発の初期段階や、少なくともリリース計画のどこかで対応プラットフォームとして言及されるのが一般的です。
言ってしまえば、現時点では「噂すらない」というのが最も正確な表現になります。もし水面下で開発が進んでいたとしても、それが公になるまでは存在しないものとして考えるのが妥当です。希望的観測は一度置いておく必要があります。
この「公式発表の不在」こそが、Switch2でのリリースが期待薄である最大の理由と言えるでしょう。
ゼンゼロにスイッチモードは搭載されるか
「ゼンゼロ スイッチモード」というキーワードで検索される方がいますが、これはおそらく2つの意味で解釈できます。
- ゼンゼロというゲーム内に「スイッチ(切り替え)」に関するモードがあるか
- ゼンゼロが「Nintendo Switch」というプラットフォームに対応するか
1つ目の意味であれば、ゼンゼロは3人1組でチームを組み、戦闘中にキャラクターを瞬時に切り替え(スイッチ)ながら戦うのが基本システムです。このため、ゲームプレイそのものが「スイッチモード」であると言えなくもありません。
しかし、多くの方が意図しているのは2つ目の「Nintendo Switch」への対応でしょう。この点については、前述の通り、現時点では搭載(対応)の予定は一切ありません。したがって、「ゼンゼロにスイッチモード(Nintendo Switch版)は搭載されない」というのが現在の結論です。
ゼンゼロPS5版のリリースは確定している
任天堂ハードでの展開が見えない一方、PlayStation 5(PS5)版のゼンゼロは、2024年7月4日にPC・モバイル版と同時にリリース済みです。PlayStation Storeでは事前ダウンロードも行われ、多くのユーザーがリリース初日からプレイを開始しました。
PS5版でプレイするメリット
- 美麗なグラフィック: 4K解像度対応で、新エリー都の街並みや戦闘エフェクトを高品質で楽しめる。
- 安定したフレームレート: 高速な処理性能により、安定したフレームレートで滑らかなアクションを体験できる。
- 高速ロード: 超高速SSDにより、マップ移動やリトライ時のロード時間が大幅に短縮される。
HoYoverseとソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、「原神」の頃から良好なパートナーシップを築いています。このため、ゼンゼロに関してもPS5が優先的なコンソールプラットフォームとして位置づけられていると考えられます。このような背景も、任天堂ハードへの展開が後回しにされている、あるいは計画されていない一因かもしれません。
ゼンゼロPS4版は?
「ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)」は現時点でPlayStation 4(PS4)版はリリースされていませんし、リリース予定もほぼないとされています。対応機種は主にPC、iOS、Android、PlayStation 5(PS5)のみで、PS4ではプレイできない理由としては、6か月の時限独占契約があることや、運営元のHoYoverseが直近の他タイトルでもPS4をサポートしていないことが挙げられます。
また、今後半年以降に他のプラットフォームでの展開がある可能性は完全には否定されていませんが、現時点でPS4版の発売は見込まれていません。PS5版でのプレイが推奨されており、スマホやPCも並行利用可能です。
要約すると、ゼンゼロをPS4で遊ぶことはできず、公式の発表ではPS5が唯一のPlayStation対応機種となっています。
switch2とゼンゼロを巡る今後の見通し
- そもそも次世代機Switch2とは何か
- Switch2でできないソフトは出てくる?
- 競合?switch2での鳴潮リリースの噂
- 総括:switch2でゼンゼロは遊べない
そもそも次世代機Switch2とは何か
Nintendo Switch2(次世代機)は2025年6月5日に発売され、前モデルより大幅に性能が向上しています。主なスペックは以下の通りです。
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ディスプレイは7.9インチの広色域液晶(1920×1080ピクセル)でHDR10対応、最大120Hzの高リフレッシュレートに対応。
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TVモードでは最大4K 60fps出力、1440pや1080pでは最大120fpsの滑らかな映像表示が可能。
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CPU/GPUはNVIDIAカスタムプロセッサーで、初代Switchの約4倍のグラフィック処理能力があります。
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内蔵ストレージは256GBのUFSで、高速読み書き対応。
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通信はWi-Fi 6、Bluetooth、有線LAN(TVドック接続時)対応。
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バッテリーは5220mAhで持続時間は約2~6.5時間(使用状況による)。
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本体サイズは縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm(Joy-Con装着時)、重量は約534gとやや増加しています。
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新型Joy-Conはマグネット式装着で安定感が向上し、右Joy-Conには新たに「Cボタン」も追加されています。
デザインは黒を基調に丸みのある形状で、液晶は有機ELではなく進化した液晶方式を採用しています。ドックには冷却ファンとイーサネット端子が標準搭載され、快適な4K出力と通信環境をサポートします。
このようにSwitch2は、PS4世代を超え、PS5クラスのゲーム体験を目指した中間的性能を持つ次世代の携帯・据え置きハイブリッド機となっています。
価格は日本国内向けの日本語・国内専用版が49,980円(税込)、多言語対応版は69,980円(税込)で発売されました。
Switch2でできないソフトは出てくる?
Nintendo Switch2でできない(非対応の)ソフトはごく一部ですが存在します。2025年5月末時点では、任天堂は約1万5000本以上のSwitchソフトをテストし、そのうち約75%は問題なくプレイ可能ですが、以下のように非対応・不具合のあるタイトルも報告されています。
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完全に起動しないタイトルは約118本
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起動はするが一部不具合や進行不能なタイトルは約50本
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今後のアップデートで修正予定のタイトルは約54本
特に、Nintendo LaboのVR Kit(Toy-Con 4)はSwitch2の本体サイズや仕様変更で使えなくなり、実質的に非対応となっています。また、周辺機器依存のゲームや古い開発環境で作られた一部のインディーズゲームにも非対応が見られます。
具体的な非対応例としては以下が挙げられます。
非対応タイトル例 | 理由 |
---|---|
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | 本体サイズの不一致、段ボールキットが合わないため |
古いインディーズゲーム数本 | 開発環境やアップデートの終了による非対応 |
特殊な周辺機器を活用するゲーム | 周辺機器との互換性問題 |
また、任天堂製タイトルの99%やサードパーティの約65%は互換性が確認されており、ほとんどの人気タイトルは対応しています。
要点をまとめると、
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Switch2は約75%の既存Switchソフトが問題なく遊べる。
-
完全非対応はごく一部(十数本~数十本程度)で、特にVRや特殊周辺機器連動ゲームが中心。
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今後のアップデートで一部の非対応タイトルは対応予定。
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周辺機器による制約が一部存在。
このため、Switch2でできないソフトは主にハードの仕様変更に起因するVR周辺機器ゲームや開発終了または古いタイトルで、ごくわずかに限定されます。
競合?switch2での鳴潮リリースの噂
ゼンゼロと同じく、オープンワールドのアクションRPGとして注目されているのが「鳴潮(めいちょう)」です。開発元であるKURO GAMESは、鳴潮をPC、モバイル、そしてPS5/PS4向けにリリースしています。
ここでも、ゼンゼロと全く同じ構図が見られます。
ゼンゼロと鳴潮の共通点
- ジャンルが同じ(アクションRPG)
- PC、モバイル、PlayStationで展開
- Nintendo Switch(またはSwitch2)でのリリース発表がない
鳴潮に関しても、Switch版のリリースを望む声は多いですが、公式からのアナウンスはありません。このように、同ジャンルの競合タイトルも任天堂ハードへの展開に慎重な姿勢を見せていることから、ゲームの要求スペックやビジネス的な判断など、何らかの共通した障壁があるのかもしれません。この状況は、switch2でのゼンゼロリリースの可能性が低いことを裏付ける一因にもなっています。
総括:switch2でゼンゼロは遊べない
これまでの情報を総合的に判断した、当記事の結論を箇条書きでまとめます。
- ゼンゼロの公式対応ハードはPS5・PC・スマホでありSwitchは含まれない
- PS4版リリースされていませんし、リリース予定もほぼない
- 現時点でゼンゼロのSwitch版やSwitch2版に関する公式発表は一切ない
- ゲームの要求スペックが現行Switchの性能を大幅に上回っている
- Switch2の性能が向上しても最適化には時間とコストがかかる
- 競合タイトルである鳴潮もSwitch版リリースの発表はない
- HoYoverseはPlayStationとのパートナーシップを重視している傾向がある
- 仮にリリースされるとしてもSwitch2専用ソフトになる可能性が高い
- 「スイッチモード」という言葉は任天堂ハード対応を意味しない
- 総合的に見てswitch2でゼンゼロがリリースされる可能性は極めて低い
- 今後のサプライズ発表にわずかな期待を寄せつつ待つしかないのが現状
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