Switch2の通信速度が遅い？目安と改善法を徹底解説

Nintendo Switch2（ニンテンドースイッチ2）を手に入れて、これからオンラインゲームを存分に楽しもうと意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、「いざプレイしてみたらSwitch2の通信速度がなんだか遅い…」と感じていませんか？特にスプラトゥーン3やスマブラのような白熱する対戦ゲームでは、わずかなラグが勝敗に直結してしまうこともあります。パソコンやスマートフォンは問題ないのに、通信速度がswitchだけ遅いと感じるケースも少なくありません。

この記事では、快適なゲームプレイに求められるSwitch2の通信速度の目安から、重要なスイッチの通信速度のアップロード値、そして理論上のswitchの通信速度の最大値まで、詳しく解説します。さらに、今すぐ試せるswitchの通信速度を上げるための具体的な設定方法や、最も安定した通信環境を実現するSwitch2の通信速度の有線接続のメリットについても掘り下げていきます。あなたのSwitch2の通信環境を最適化し、ストレスフリーなゲームライフを送るための一助となれば幸いです。

この記事でわかること

Switch2で快適に遊ぶために必要な通信速度の具体的な目安
通信速度が遅くなってしまう主な原因とその特定方法
有線・無線それぞれで通信速度を上げるための効果的な設定
スプラトゥーン3やスマブラなど人気ゲームで求められる回線環境

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知っておきたいSwitch2の通信速度の基本
Switch2の通信速度が遅いと感じたら読む改善ガイド

知っておきたいSwitch2の通信速度の基本

快適プレイのswitch2通信速度の目安とは？
理論値で見るswitch通信速度の最大はどれくらい？
最も安定するswitch2通信速度：有線接続のメリット
オンライン対戦で重要なスイッチ通信速度アップロード

快適プレイのswitch2通信速度の目安とは？

結論として、Nintendo Switch2で快適にオンラインゲームをプレイするための通信速度は、下り（ダウンロード）で30Mbps以上が推奨されます。なぜなら、多くのオンラインゲームでは、他のプレイヤーの位置情報やアクションなど、様々なデータをリアルタイムで受信する必要があるからです。速度がこれより低いと、キャラクターが瞬間移動したり、操作が遅れて反映されたりする「ラグ」が発生しやすくなります。

もちろん、遊ぶゲームのジャンルや内容によって必要な速度は変動します。例えば、比較的動きの少ないゲームであれば10Mbps程度でもプレイ可能な場合がありますが、快適な環境を求めるなら30Mbpsを一つの基準と考えると良いでしょう。さらに、ゲームソフトのダウンロードやアップデートをスムーズに行いたい場合は、100Mbps以上の速度があると待ち時間が大幅に短縮され、より快適です。

また、速度と同じくらい重要なのが「Ping値（ピン値）」です。これは応答速度を表す数値で、値が小さいほどラグが少なくなります。オンライン対戦では、理想は15ms以下、少なくとも50ms以内に収めることが望ましいです。

用途別・通信速度の目安

用途	下り速度（ダウンロード）	Ping値（応答速度）
オンライン対戦ゲーム（快適）	30Mbps以上	15ms以下（理想）
オンライン対戦ゲーム（最低限）	10Mbps以上	50ms以内
ゲームのダウンロード・更新	100Mbps以上	特に問わない

ご自身のSwitch2の通信速度は、HOMEメニューの「設定」→「インターネット」→「接続テスト」から簡単に確認できます。

理論値で見るswitch通信速度の最大はどれくらい？

Nintendo Switch2が対応する通信規格から、その最大通信速度を知ることができます。結論から言うと、有線LAN接続では最大1Gbps、無線LAN（Wi-Fi）接続では理論上最大9.6Gbpsの速度に対応しています。

まず有線LANですが、Switch2の新しいドックには「1000BASE-T」という規格のLANポートが搭載されているとの情報があります。これは最大通信速度1Gbps（＝1000Mbps）に対応する規格であり、非常に高速で安定した通信が可能です。

一方、無線LANでは最新規格の一つである「Wi-Fi 6（802.11ax）」に対応しています。Wi-Fi 6の理論上の最大通信速度は約9.6Gbpsと非常に高速です。ただし、これはあくまで理論値であり、実際にはルーターの性能やお住まいのネット回線の契約プラン、電波状況など様々な要因に影響されるため、この速度がそのまま出るわけではありません。一般的に、家庭用のWi-Fi 6環境での実測値は、数百Mbpsから速い場合で1Gbpsを超える程度となります。

注意点：Wi-Fi 6EやWi-Fi 7には非対応

Switch2は、より新しい規格である「Wi-Fi 6E」や「Wi-Fi 7」には対応していません。これらの規格で利用できる6GHz帯の電波は使えませんが、従来の2.4GHz帯と5GHz帯でのWi-Fi 6の恩恵は十分に受けることができ、旧型のSwitchに搭載されていたWi-Fi 5と比較して、速度と安定性は大きく向上しています。

最も安定するswitch2通信速度：有線接続のメリット

Nintendo Switch2で通信環境を考える際、最も高速で安定したプレイを求めるならば、有線LAN接続が最良の選択肢です。無線接続（Wi-Fi）の手軽さも魅力的ですが、特にオンライン対戦を重視するプレイヤーにとって、有線接続のメリットは計り知れません。

最大の理由は、通信の安定性です。有線接続はルーターとSwitch2ドックを物理的なLANケーブルで直接つなぐため、Wi-Fiのように他の家電製品からの電波干渉や、壁・家具などの障害物による影響を一切受けません。これにより、通信速度が安定し、Ping値も低く抑えられるため、ラグの発生を極限まで減らすことができます。

実際に、無線接続ではダウンロード速度が90Mbps程度だった環境でも、有線接続に切り替えたところ300Mbpsを超えたという報告例もあります。有線と無線のメリット・デメリットを比較すると、その違いは明らかです。

格闘ゲームやFPS/TPSのような、一瞬の遅延が勝敗を分けるゲームを本気でプレイするなら、迷わず有線接続を選ぶことを強くおすすめします！

項目	有線接続	無線接続（Wi-Fi）
通信速度	◎ 高速	△ 環境に依存
安定性	◎ 非常に安定	△ 不安定になりやすい
ラグ・遅延	◎ 少ない	△ 発生しやすい
利便性	△ 配線が必要	◎ ケーブル不要で自由
セキュリティ	◎ 高い	△ 設定が必要

オンライン対戦で重要なスイッチ通信速度アップロード

オンラインゲームの通信速度について話すとき、多くの人は下り（ダウンロード）の速度に注目しがちです。しかし、快適な対戦環境のためには、上り（アップロード）の速度も非常に重要です。

なぜなら、アップロード速度は「自分の操作情報をサーバーや他のプレイヤーに送信する速さ」だからです。例えば、あなたがキャラクターを動かしたり、ボタンを押したりした操作データは、インターネットを通じて相手に送られます。このアップロード速度が遅いと、自分の操作が相手の画面に反映されるまでに時間がかかり、結果として大きなラグを生み出してしまいます。

快適なプレイのためのアップロード速度の目安は、最低でも5Mbps、できれば10Mbps以上あることが望ましいです。下り速度がどんなに速くても、上り速度が遅いと対戦では不利になる可能性があります。自分のキャラクターだけがカクカク動いて見えたり、攻撃が当たらなかったりする現象は、アップロード速度不足が原因であることも考えられます。

「自分から見た相手はスムーズに動いているのに、相手から見ると自分の動きが飛んで見える」という場合は、アップロード速度がボトルネックになっている可能性が高いです。本体の接続テストで、ダウンロード速度だけでなくアップロード速度も確認してみましょう。

Switch2の通信速度が遅いと感じたら読む改善ガイド

なぜ？switch2 通信速度遅いときの主な原因
通信速度がswitchだけ遅い場合のチェックポイント
今すぐできるswitch 通信速度上げるための設定方法
switch通信速度の目安：スプラトゥーン3編
switch通信速度の目安：スマブラなど他の対戦ゲーム

なぜ？switch2 通信速度遅いときの主な原因

Switch2の通信速度が遅いと感じる場合、その原因は一つではなく、様々な要因が考えられます。やみくもに対策するのではなく、まずはどこに問題があるのか原因を切り分けることが改善への近道です。

主な原因は、「インターネット回線そのもの」「ルーターなどの周辺機器」「Switch2本体の設定や環境」の3つに大別できます。それぞれの具体的な原因を見ていきましょう。

① インターネット回線自体の問題

契約している光回線やプロバイダが、夜間など利用者が多い時間帯に混雑し、速度が低下しているケースです。この場合、Switch2だけでなく、パソコンやスマートフォンなど他の機器でも同様に速度が遅くなります。

② ルーターの性能や設置場所

Wi-Fiルーターの性能が古い（Wi-Fi 5以前の規格など）、またはSwitch2との間に壁や家具などの障害物が多かったり、電子レンジのような電波を発する機器が近くにあったりすると、電波が弱まり速度が低下します。ルーターの熱暴走による一時的な不調も原因の一つです。

③ Wi-Fiの接続帯域

Wi-Fiには主に2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯があります。2.4GHz帯は障害物に強い反面、他のWi-Fiや家電製品との電波干渉を受けやすく、速度が低下しやすいという特徴があります。Switch2が意図せず2.4GHz帯に接続されている可能性があります。

④ Switch2本体の不調

長時間のプレイによる本体の一時的な不具合も考えられます。シンプルな解決策ですが、本体の再起動で改善することもあります。

通信速度がswitchだけ遅い場合のチェックポイント

「パソコンやスマホの通信速度は速いのに、なぜかSwitch2だけが遅い」という状況は、非常によくあるケースです。この場合、原因はインターネット回線全体ではなく、Switch2とルーター間の接続環境に問題がある可能性が非常に高いです。

以下のチェックポイントを確認してみてください。

Switchだけ遅い時のチェックリスト

チェック1：Wi-Fiの接続先は5GHz帯になっているか？
Switch2が2.4GHz帯のWi-Fiに接続されている可能性があります。SSID（Wi-Fiの名前）が「aterm-XXXXX-g」や「elecom2g-XXXX」のように「g」や「2g」と付いているものは2.4GHz帯です。「a」や「5g」と付いている5GHz帯に接続し直してみましょう。
チェック2：ルーターとSwitch2の距離は離れすぎていないか？
特に5GHz帯の電波は障害物に弱いため、ルーターとSwitch2の間に壁や大きな家具があると電波が届きにくくなります。できるだけルーターの近くでプレイするか、ルーターの設置場所を見直しましょう。
チェック3：ルーターの特定チャンネルに問題はないか？（上級者向け）
一部のルーターでは、5GHz帯の中でもDFS機能が必要なチャンネル（W53/W56）に接続すると、気象レーダーなどを検知して通信が不安定になることがあります。ルーターの設定で、DFS不要のチャンネル（W52：36, 40, 44, 48ch）に固定すると安定する場合があります。

これらの点を確認・変更するだけで、通信速度が劇的に改善されることも少なくありません。まずはWi-Fiの接続先を見直すところから試してみるのがおすすめです。

今すぐできるswitch 通信速度上げるための設定方法

通信速度が遅い原因がわかったら、次はいよいよ改善策です。ここでは、専門的な知識がなくても比較的手軽に試せる、Switch2の通信速度を上げるための具体的な方法を優先度の高い順に紹介します。

最優先：有線LAN接続に切り替える

前述の通り、最も効果的で確実な方法が有線LAN接続です。もしルーターとSwitch2のドックをLANケーブルで接続できる環境にあるなら、まずこれを試してください。電波状況に一切左右されないため、速度と安定性が飛躍的に向上します。

次善策：Wi-Fi環境の最適化

有線接続が難しい場合は、Wi-Fi環境を見直しましょう。

5GHz帯のWi-Fiに接続する
設定からインターネット接続を選び、現在接続している2.4GHz帯のネットワークを削除し、SSIDに「-a」や「-5G」などが付いた5GHz帯のネットワークに接続し直します。
ルーターの設置場所を変える
ルーターは「部屋の中央」「床から1～2mの高さ」「障害物や家電から離れた場所」に置くのが理想です。
Wi-Fiルーターを再起動する
熱暴走や一時的な不具合が解消されることがあります。電源コードを抜いて数分待ち、再度差し込んでみましょう。

最終手段：DNS設定を手動で変更する

これは少し上級者向けの設定ですが、効果が高い場合があります。DNSとは、インターネット上の住所を管理するサーバーのことで、これを応答の速いものに変更することで、通信の安定化や速度向上が期待できます。

DNS設定の変更手順

HOMEメニューの「設定」→「インターネット」→「インターネット設定」を選択。
接続しているネットワークを選び、「設定の変更」を選択。
「DNS設定」を「自動」から「手動」に切り替える。
「優先DNS」に 008.008.008.008、「代替DNS」に 008.008.004.004 と入力する。（これはGoogleが提供する高速なパブリックDNSです）
「保存する」を選んで設定を完了し、接続テストを試します。

※入力は「8.8.8.8」ですが、Switchの仕様上3桁で「008.008.008.008」のように入力します。

switch通信速度の目安：スプラトゥーン3編

大人気の対戦アクションゲーム「スプラトゥーン3」を快適にプレイするためには、特に安定した通信環境が求められます。結論として、下り（ダウンロード）速度は30Mbps以上、そしてPing値は15ms以下が理想的な目安です。

スプラトゥーン3は、最大8人のプレイヤーがリアルタイムでインクを塗り合い、敵と撃ち合うゲームです。そのため、敵や味方の位置、インクの塗り状況といった膨大な情報が常に同期されています。通信速度が遅かったり、Ping値が高かったりすると、以下のような不利な状況が発生しやすくなります。

スプラトゥーン3でラグが発生すると…

相手が瞬間移動して見え、エイムが合わない
弾を当てたはずなのに、倒したことにならない（弾抜け）
壁の裏に隠れたはずなのに、倒されてしまう
自分や相手のインクが正しく表示されない

このような事態を避けるためにも、速度以上にPing値の低さと通信の安定性が重要になります。スプラトゥーン3を本気で楽しみたいのであれば、やはり有線LAN接続を強く推奨します。もし無線でプレイする場合は、必ず5GHz帯のWi-Fiに接続し、ルーターの近くで遊ぶなどの工夫が必要です。

switch通信速度の目安：スマブラなど他の対戦ゲーム

「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL（スマブラSP）」のような格闘ゲームや、「マリオカート8 デラックス」などのレースゲームにおいても、快適な通信環境は不可欠です。これらのゲームでは、通信速度の絶対値よりも、Ping値の低さ、つまり応答速度が勝敗を左右する最も重要な要素となります。

格闘ゲームでは、一瞬のコマンド入力の遅れがコンボの成否や勝敗に直結します。Ping値が高い（ラグが大きい）と、自分の入力がキャラクターの動きに反映されるまでに遅延が生じ、相手の攻撃をガードしたり避けたりすることが困難になります。目安としては、通信速度は下り10～30Mbpsもあれば十分ですが、Ping値は可能な限り低く、理想は15ms以下を目指したいところです。

スマブラでVIPマッチを目指したり、オンライン大会で勝ちたいと思ったりしているなら、回線環境の整備はキャラクターの練習と同じくらい重要ですよ！「ラグい方が悪い」と言われないためにも、できる限りの対策をしておきましょう。

これはスマブラに限らず、ほとんどのオンライン対戦ゲームに共通して言えることです。特にリアルタイム性の高いアクション、格闘、FPS/TPS、レースといったジャンルでは、通信の「速さ」よりも「安定性」と「応答速度（低Ping）」を最優先に考えるべきです。そのためには、やはり有線LAN接続が最も確実な解決策となります。