「次世代機が欲しいけど、switch2とps5のスペックを比較すると結局どちらがよいですか?」と悩んでいませんか。任天堂の新型ハードの登場が期待される中、スイッチとPS5を買うならどっちがいいですか?という疑問は、多くのゲームファンが抱くものです。
この記事では、Switch2とPS5の解像度は?といった基本的な性能差から、プレステ5は何fpsですか?、そしてSwitch2のFPS値は最大いくつですか?といった具体的な描画性能まで、あらゆる角度から徹底解説します。さらに、スイッチ2で120fpsが出ないのはなぜですか?やSwitch2で1440pが選べないのはなぜ?といった、一歩踏み込んだ技術的な疑問にもお答えします。あなたのプレイスタイルに最適な一台を見つけるための情報が、きっとここにあります。
- Switch2とPS5のスペックや性能の具体的な違い
- 解像度やFPSなど映像表現に関する詳細
- 携帯性や価格などプレイスタイルに合わせた選び方
- あなたに最適なゲーム機を見つけるための判断基準
switch2とps5のスペック比較|性能と技術の違い

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- Switch2とPS5のスペック比較、どちらが良い?
- 映像技術DLSSとレイトレーシングの違い
- Switch2とPS5の解像度は?
- プレステ5は何fpsですか?
- Switch2のFPS値は最大いくつですか?
- スイッチ2で120fpsが出ないのはなぜですか?
- Switch2で1440pが選べないのはなぜ?
Switch2とPS5のスペック比較、どちらが良い?
結論から言うと、Switch2とPS5のどちらが良いかは、あなたがゲームに何を求めるかによって決まります。なぜなら、両者は性能の方向性が全く異なるハードだからです。
PS5は、最高のグラフィックと没入感を追求する据え置き専用機です。一方のSwitch2は、携帯性を重視しつつ、初代Switchから大幅な性能向上を目指す次世代機という位置づけになります。
具体的なスペックを比較してみましょう。以下の表は、現在噂されているSwitch2の予測スペックと、発売済みのPS5の公式スペックをまとめたものです。
Switch2のスペックは、本記事執筆時点ではまだ公式発表されていません。そのため、信頼性の高いリーク情報などを基にした予測値である点にご留意ください。
項目 | Nintendo Switch 2(予測) | PlayStation 5 |
---|---|---|
CPU | ARM Cortex A78C(8コア) | AMD Ryzen Zen 2(8コア16スレッド) |
GPU | NVIDIA Ampere世代 | AMD RDNA 2 |
理論演算性能 | 約3.0 TFLOPS | 約10.28 TFLOPS |
メインメモリ | 8〜12GB LPDDR5 | 16GB GDDR6 |
ストレージ | 128〜256GB + microSD拡張 | 825GB カスタムSSD(拡張可能) |
携帯性 | あり | なし(据え置き専用) |
このように、単純な処理性能ではPS5がSwitch2を大きく上回ります。しかし、Switch2には「どこでも遊べる」というPS5にはない圧倒的な強みがあります。どちらが優れているかではなく、自分のプレイスタイルに合うかで判断することが重要です。
映像技術DLSSとレイトレーシングの違い
映像表現の要となる技術においても、両者には大きな違いが存在します。Switch2は「DLSS」、PS5は「レイトレーシング」という、それぞれ異なるアプローチで高画質化を実現しています。
それぞれの技術を分かりやすく解説
DLSS (Deep Learning Super Sampling)
NVIDIAが開発したAIによるアップスケーリング技術です。比較的低い解像度で映像を生成し、それをAIの力で高解像度に引き伸ばします。これにより、ハードウェアへの負荷を抑えつつ、4Kのような高画質な映像を出力できるのが特徴です。省電力性が求められる携帯機であるSwitch2にとって、非常に相性の良い技術と言えます。
レイトレーシング
光の反射や屈折を物理的に正しくシミュレーションする技術です。これを活用すると、ゲーム内の水面やガラス、金属などの表現が現実世界のようにリアルになります。圧倒的な没入感やリアリティを生み出しますが、非常に高いGPUパワーを要求するため、高性能な据え置き機であるPS5が得意とする分野です。
言ってしまえば、Switch2のDLSSは「効率よく映像を綺麗に見せる技術」であり、PS5のレイトレーシングは「パワーを使って本物そっくりの世界を再現する技術」です。この技術の違いが、両ハードのゲーム体験の差に直結しています。
Switch2とPS5の解像度は?
解像度に関しても、それぞれのハードの設計思想が色濃く反映されています。
PS5は、リビングの大画面テレビで最高のゲーム体験を提供することを目指しており、最大で8K(7680×4320)の出力に対応しています。現在主流の4K(3840×2160)テレビであれば、その性能を存分に引き出すことが可能です。
一方、Switch2の解像度は2つのモードで異なります。
- TVモード: ドックに接続してテレビに出力する場合、最大4K(3840×2160)に対応すると言われています。前述のDLSS技術を活用することで、携帯機でありながら高精細な映像を大画面で楽しめるようになります。
- 携帯モード/テーブルモード: 本体ディスプレイでのプレイ時は、フルHD(1920×1080)になると予測されています。7~8インチ程度の画面サイズであれば、フルHDでも十分に美しい映像を体験できるでしょう。
PS5: 標準で4K、最大8Kに対応する据え置き最高峰の解像度。
Switch2: TVモードで4K、携帯モードでフルHDに対応するハイブリッド仕様。
このように、PS5は絶対的な解像度の高さで勝りますが、Switch2はシーンに応じて最適な解像度を使い分けることで、携帯性と画質を両立させているのが特徴です。
プレステ5は何fpsですか?
PS5(プレイステーション5)は、最大で120fpsのフレームレートに対応しています。「fps」とは1秒間に何枚の画像(フレーム)を表示できるかを示す単位で、この数値が高いほど映像が滑らかになります。
多くのPS5タイトルは、美しいグラフィックを重視した「30fpsモード」や、滑らかな操作性を重視した「60fpsモード」を標準的に採用しています。そして、一部の対応タイトルでは、さらに滑らかな「120fpsモード」でプレイすることが可能です。特に、一瞬の判断が勝敗を分ける対戦型のシューティングゲームやレーシングゲームなどで、その真価を発揮します。
120fpsを体験するための注意点
PS5で120fpsの映像を楽しむためには、ゲームソフト側が120fpsに対応していることに加え、テレビやモニター側も120Hz以上のリフレッシュレートに対応している必要があります。また、接続には「Ultra High Speed HDMIケーブル(HDMI 2.1規格)」の使用が推奨されます。
PS5の高性能なCPUとGPUが、高解像度と高フレームレートを両立させ、次世代機にふさわしい快適なゲーム体験を実現しているのです。
Switch2のFPS値は最大いくつですか?
現在予測されている情報によると、Switch2もPS5と同様に最大120fpsに対応する可能性が高いです。
ただし、これは全てのモードで実現されるわけではありません。最も描画負荷が高いTVモードでの4K出力時は、60fpsが上限となる見込みです。一方で、解像度がフルHD(1080p)やWQHD(1440p)に設定される場合は、フレームレートを最大120fpsまで引き上げることが可能になると考えられています。
これは、グラフィックの緻密さ(解像度)と映像の滑らかさ(fps)のどちらを優先するか、というトレードオフの関係に基づいています。
Switch2のFPS予測
- 4K出力時(TVモード): 最大60fps
- 1080p/1440p出力時: 最大120fps
これにより、プレイヤーは「大画面で綺麗な映像を楽しみたい」時と、「携帯モードで滑らかな操作性を重視したい」時で、最適なゲーム体験を選択できるようになります。
スイッチ2で120fpsが出ないのはなぜですか?
「Switch2が120fpsに対応するのに、なぜ4Kでは出ないのか?」と疑問に思うかもしれません。その理由は、主にハードウェアの性能限界と描画負荷のバランスにあります。
4K(3840×2160)という解像度は、フルHD(1920×1080)の4倍もの画素数を持っています。つまり、4K映像を生成するには単純計算で4倍のパワーが必要です。さらに、それを120fpsで動かすとなると、要求されるGPU性能は非常に高くなります。
Switch2は携帯機としてのサイズや消費電力、そして価格を考慮して設計される必要があります。そのため、PS5のような大型の据え置き機と同等の冷却性能やGPUパワーを搭載するのは現実的ではありません。そこで、描画負荷が最も高い4K出力時は安定動作を優先して60fpsに留め、負荷が下がる1080pや1440p解像度の場合に120fpsに対応させる、という仕様が最も合理的だと考えられます。
これは性能が低いというわけではなく、携帯性とパフォーマンスを両立させるための賢明な設計と言えるでしょう。
Switch2で1440pが選べないのはなぜ?
Switch2がWQHD(2560×1440、通称1440p)出力に対応したとしても、実際に設定画面で1440pが選べない(グレーアウトする)状況が起こり得ます。その最大の原因は、接続しているテレビやモニターが1440p解像度に対応していないケースです。
1440pは、フルHDと4Kの中間に位置する解像度として、主にPCゲーミングモニターで普及してきました。一方で、一般的な家庭用テレビの多くは、フルHD(1080p)か4K(2160p)にのみ対応しており、1440pの入力信号をサポートしていない製品がほとんどです。
1440pが選べないその他の理由
テレビやモニターが対応している場合でも、以下のような原因で1440pが選択できないことがあります。
- ゲーム機とモニターの間に、1440p非対応のキャプチャーボードや分配器を接続している。
- 使用しているHDMIケーブルが古い規格である。
- モニター側の設定で、特定の映像モードが有効になっている。
もしSwitch2で1440p/120fpsの滑らかな映像を楽しみたいのであれば、ゲーム機本体だけでなく、その解像度とリフレッシュレートに正式対応したゲーミングモニターを準備する必要がある、と覚えておきましょう。
switch2とps5のスペック比較からわかる最適な選び方

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- スイッチとPS5、買うならどっちがいい?
- プレイスタイルに合うのはどちらか
- 携帯性や本体サイズの違いを比較
- switch2とps5のスペック比較の総括
スイッチとPS5、買うならどっちがいい?
ここまでスペックや技術を比較してきましたが、最終的に「買うならどっちがいいか」という問いに対する答えは、あなたのゲームライフの中心がどこにあるかで決まります。
もしあなたが、
- 映画のような美しいグラフィックで、物語の世界に深く没入したい
- 一人でじっくりと大作RPGやアクションゲームをプレイするのが好き
- ゲームは基本的に自宅のテレビで遊ぶ
というタイプであれば、PS5が最適です。圧倒的なマシンパワーと革新的なコントローラーが、最高の没入体験を提供してくれます。
一方で、
- 通勤中の電車や、寝る前のベッドなど、場所を選ばずにゲームを楽しみたい
- 家族や友人が集まった時に、みんなでワイワイ盛り上がりたい
- マリオやゼルダ、ポケモンといった任天堂の独自タイトルが好き
というタイプであれば、Switch2が生活をより豊かにしてくれるでしょう。携帯できる手軽さと、誰でも楽しめるゲームラインナップが最大の魅力です。
こう考えると、両者は競合するというよりは、むしろ共存できる関係かもしれませんね。遊びたいゲームやシーンによって使い分けるのが、最も贅沢な楽しみ方と言えるでしょう。
プレイスタイルに合うのはどちらか
あなたのプレイスタイルを具体的にイメージすることで、どちらのハードがより適しているかが見えてきます。
こんな人にはPS5がおすすめ
PS5は「深く、濃いゲーム体験」を求めるプレイヤーに最適です。例えば、休日に数時間を確保して、腰を据えてゲームの世界に浸るのが好きな方。超高精細なグラフィックで描かれたオープンワールドを隅々まで探索したり、DualSenseコントローラーのリアルな振動や抵抗を感じながらアクションを繰り広げたりと、五感で楽しむ贅沢な時間を過ごせます。
こんな人にはSwitch2がおすすめ
Switch2は「自由で、幅広いゲーム体験」を求めるプレイヤーにぴったりです。平日のすきま時間に少しだけレベル上げをしたり、旅行先に持って行って友人と対戦したり、リビングのテレビを家族に譲って携帯モードで続きをプレイしたりと、ゲームを生活の一部として自然に取り込めます。一台で多様な遊び方ができるのが強みです。
このように、ゲームを「特別なイベント」として楽しみたいか、それとも「日常のパートナー」として楽しみたいか。この視点で考えると、自分に合ったハードを選びやすくなります。
携帯性や本体サイズの違いを比較
プレイスタイルに直結する要素として、携帯性と本体サイズは非常に重要です。この点においては、両者の違いは歴然としています。
言うまでもなく、携帯性ではSwitch2が圧倒的に有利です。本体重量は500g前後と予測されており、カバンに入れて気軽に持ち運べます。据え置き機と携帯機のハイブリッドであることが、その最大のアイデンティティです。
対するPS5は、据え置き専用機の中でも特に大型です。購入を検討する際は、そのサイズ感を把握し、十分な設置スペースと、適切なエアフロー(排熱のための空間)を確保できるかを事前に確認する必要があります。
項目 | Nintendo Switch 2(予測) | PlayStation 5(現行モデル) |
---|---|---|
携帯性 | 可能 | 不可能 |
本体重量 | 約534g | 約3.2kg(デジタル・エディション) |
特徴 | どこにでも持ち運べる | 安定した環境でのプレイに特化 |
PS5はその高性能さゆえに発熱量も大きくなります。壁際にぴったりつけたり、棚の中にぎゅうぎゅうに詰め込んだりすると、熱がこもって性能低下や故障の原因になる可能性があるため注意が必要です。
switch2とps5のスペック比較と最終的な選び方
この記事では、Switch2とPS5のスペックや選び方について多角的に比較してきました。最後に、本記事の要点をリスト形式でまとめます。
- Switch2とPS5のどちらが良いかはプレイスタイルで決まる
- 単純な処理性能では据え置き専用のPS5が大きく上回る
- Switch2は携帯性と性能を両立したハイブリッド機である
- 映像技術はSwitch2がDLSS、PS5がレイトレーシングを得意とする
- DLSSは負荷を抑えつつAIで高画質化する技術
- レイトレーシングはパワーを使いリアルな光を表現する技術
- 最大解像度はPS5が8K、Switch2はTVモードで4K対応の見込み
- 最大fpsは両機種とも120fpsに対応する可能性がある
- ただしSwitch2の4K出力時は60fpsが上限と予測される
- 1440pや120fpsの利用には対応モニターが別途必要になる
- 最高の没入感やグラフィックを求めるならPS5が最適
- 場所を選ばず誰とでも気軽に遊びたいならSwitch2がおすすめ
- PS5は本体が大きく設置場所の確保が重要になる
- Switch2は任天堂独自の人気タイトルが遊べる魅力がある
- 最終的には自分が遊びたいゲームがどちらで発売されるかで選ぶのも一つの手
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