PS5のデジタル・エディションを購入したものの、「やっぱりパッケージ版のゲームで遊びたい」「持っているBlu-rayをPS5で観たい」と感じている方もいるのではないでしょうか。
ps5の外付けディスクドライブは後付けできるのか、値段はいくらで、どこで買えるのか、多くの方が疑問に思っているはずです。この記事では、ps5デジタルエディションの外付け光学ドライブに関する最新情報を網羅的に解説します。
新たに対応したPS5 Proや、旧型のPS5との互換性、純正以外の製品は使えるのか、といった基本的な疑問から、ヨド-バシやゲオでの取り扱い、気になる中古品購入の可否まで詳しく掘り下げていきます。また、具体的な付け方や、おすすめモデル、そもそもps5のディスクドライブはいらないのかという本質的な問いにもお答えします。この記事を読めば、あなたのPS5ライフがより豊かになる選択ができるでしょう。
- 純正外付けディスクドライブの対応モデルと仕様がわかる
- 取り付け方法とオンラインでの認証手順がわかる
- 最新価格や総費用に関する注意点がわかる
- 中古品購入の正しい知識とリスクを判断できる
ps5外付けディスクドライブの後付けと基本仕様

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- ps5デジタルエディションの外付け光学ドライブとは
- ps5ディスクドライブは後付けできる?
- ps5外付けディスクドライブの簡単な付け方
- 旧型にps5ディスクドライブ外付けは非対応
- PS5外付けディスクドライブは純正以外あるのか
- おすすめのPS5用外付けBDドライブモデル
ps5デジタルエディションの外付け光学ドライブとは
PS5デジタル・エディション向けの外付け光学ドライブは、ディスクドライブを搭載していないモデルに、後から機能を追加するためのソニー純正の専用アクセサリーです。これにより、デジタル・エディションでもパッケージ版のゲームソフトを遊んだり、Ultra HD Blu-rayやBlu-ray、DVDといった映像メディアを再生したりすることが可能になります。
正式名称は「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ」で、型番は「CFI-ZDD1J」として販売されています。このドライブは、PS5 デジタル・エディション(CFI-2000シリーズ “slim”)および、PS5 Pro(CFI-7000シリーズ)専用に設計されています。公式には「CFI-2000 / 7000 model group」に対応と明記されており、本体側面の一部を取り外して装着するため、まるで元から付いていたかのように一体感のあるデザインになる点が大きな特徴です。
外付け光学ドライブの基本情報
- 製品名:Ultra HD Blu-rayディスクドライブ
- 型番:CFI-ZDD1J
- 対応機種:PS5 デジタル・エディション(CFI-2000シリーズ)および PS5 Pro(CFI-7000シリーズ)
- 機能:PS5/PS4のゲームディスク、Ultra HD Blu-ray、Blu-ray、DVDの再生
単にUSBで接続する一般的なPC用ドライブとは異なり、PS5本体に直接ドッキングする特殊な仕様となっています。そのため、対応するモデル以外では使用することができません。
ps5ディスクドライブは後付けできる?
結論から言うと、対応モデルのPS5であれば、簡単にディスクドライブを後付けできます。ソニーが公式にオプションパーツとして提供しているため、ユーザー自身で手軽にアップグレードすることが可能です。
ただし、後付け作業には一つ重要な条件があります。それは、ディスクドライブを接続する際にインターネット接続が必須であるという点です。これは、ディスクドライブとPS5本体を紐付ける「ペアリング」という認証作業をオンラインで行う必要があるためです。
後付け・付け替え時の重要注意点
ディスクドライブの初回設定時には、PS5本体をインターネットに接続する必要があります。また、このドライブは複数の対応PS5本体で使い回すことが可能です。別のPS5本体に付け替える場合、その都度インターネットに接続して再ペアリング作業を行えば使用できます。
公式の手順では「インターネット接続」が要求されており、必ずしもPlayStation Networkアカウントへのサインインが必須とは明記されていません。このペアリング作業が完了すれば、以降はオフラインの状態でもディスクの読み込みや再生が可能になります。
ps5外付けディスクドライブの簡単な付け方
PS5への外付けディスクドライブの取り付けは、特別な工具を必要とせず、非常に簡単な手順で完了します。誰でも直感的に作業できるように設計されていますので、落ち着いて行いましょう。
以下に、具体的な取り付け手順を解説します。
手順1:PS5本体の準備
まず、安全のためにPS5の電源を完全にオフにしてください。電源ランプが完全に消灯したことを確認してから、AC電源コードやHDMIケーブルなど、接続されているすべてのケーブルを取り外します。
手順2:本体カバーの取り外し
PS5を横置きにし、ディスクドライブを装着する側(下側)のカバーを取り外します。カバーは少し持ち上げながらスライドさせることで簡単に外れる構造になっています。
手順3:ディスクドライブの装着
カバーを外すと、ディスクドライブを接続するための専用スロットが見えます。ドライブ本体にある2つのフックを、PS5本体の穴に合わせて「カチッ」と音がするまでしっかりと差し込みます。
手順4:専用カバーとフットの取り付け
次に、ディスクドライブに付属している専用のカバーを取り付けます。元のカバーと同様に、スライドさせて固定します。最後に、横置きで使用するための専用フット(透明なパーツ)をドライブに装着すれば、物理的な取り付けは完了です。
ディスクドライブには、横置き時に本体を安定させるための専用フットが2つ同梱されています。取り付け方法は説明書に図解されているので、確認しながら装着しましょう。
手順5:オンラインでのペアリング
ケーブル類をすべて接続し、PS5の電源を入れます。本体がインターネットに接続されている状態であれば、システムが自動的に新しいディスクドライブを認識し、画面の指示に従ってデバイスの登録(ペアリング)が行われます。これで全てのセットアップは完了です。
旧型にps5ディスクドライブ外付けは非対応
非常に重要な注意点として、この外付けディスクドライブは、2023年11月以前に発売された旧型(初期型)のPS5には対応していません。これには、初期型のPS5デジタル・エディションも含まれます。
理由は、旧型のPS5本体(CFI-1000, 1100, 1200シリーズ)にはディスクドライブを接続するための物理的な専用端子が存在しないためです。外付けディスクドライブは、新しい設計のPS5(CFI-2000/7000モデル群)に合わせて作られています。
対応モデルと非対応モデルの見分け方
- 対応モデル群:CFI-2000シリーズ(PS5 slim)、CFI-7000シリーズ(PS5 Pro)
- 非対応モデル群:CFI-1000, 1100, 1200シリーズ(初期型PS5)
お持ちのPS5のモデル番号は、本体を立てた際の底面や、購入時の外箱に記載されています。購入を検討する前に、必ずご自身のPS5が対応モデルであるかを確認してください。
旧型のデジタル・エディションをお持ちの方がディスク機能を使いたい場合、残念ながら現状では外付けで対応する方法はなく、ディスクドライブ搭載モデルに買い替える以外の選択肢はありません。
PS5外付けディスクドライブは純正以外あるのか
結論として、PS5で使用できる外付けディスクドライブは、ソニーが公式に販売している純正品のみです。PCなどで一般的に使用されている、USBで接続するタイプの市販の外付けBlu-rayドライブやDVDドライブをPS5に接続しても、ゲームディスクや映像ディスクを読み込むことは一切できません。
これは、PS5のシステムが、セキュリティや著作権保護の観点から、許可された専用のハードウェア(純正ディスクドライブ)しか認識しないように設計されているためです。USBポートは、あくまで外部ストレージ(SSD/HDD)やコントローラーの充電、ヘッドセットなどの周辺機器を接続するためのものと位置づけられています。
PS5のディスク機能を後付けしたい場合、選択肢は「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ(CFI-ZDD1J)」一択となります。他のサードパーティ製品を探す必要はありません。
もしインターネット上で「PS5対応」を謳う非純正の外付けドライブを見かけたとしても、それはゲームディスクの読み込みを保証するものではない可能性が極めて高いため、購入は避けるべきです。
おすすめのPS5用外付けBDドライブモデル
これまで解説してきた通り、PS5のディスク機能を後付けするための選択肢は非常にシンプルです。
PS5用としておすすめできる、というより唯一使用可能な外付けBlu-rayディスクドライブのモデルは、ソニー純正の「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ(型番:CFI-ZDD1J)」です。
他の選択肢が存在しないため、モデル選びで迷う必要は一切ありません。対応するPS5デジタル・エディションまたはPS5 Proをお持ちで、ディスク機能を追加したいと考えた場合、この純正品を購入することが唯一の正解となります。
「どれにしようか…」と悩む必要がないのは、ある意味では非常に分かりやすいですね。購入を決めたら、この純正品を探すだけです!
このドライブは、PS5/PS4のゲームディスクはもちろん、市販のUltra HD Blu-ray、Blu-ray、DVDの再生にも対応しているため、PS5を高性能なメディアプレイヤーとしても活用できるようになります。画質や音質もPS5本体の性能を活かした高品質なもので楽しむことが可能です。
ps5外付けディスクドライブの購入方法と注意点

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- ps5ディスクドライブ外付けの値段と総費用
- ps5ディスクドライブ外付けはヨドバシで買える?
- ps5ディスクドライブ外付けは中古で買うべきか
- そもそもps5ディスクドライブはいらないのか
- ps5外付けディスクドライブの総括
ps5ディスクドライブ外付けの値段と総費用
外付けディスクドライブの購入を検討する上で、最も気になるのが価格でしょう。純正のUltra HD Blu-rayディスクドライブの希望小売価格は11,980円(税込)です。
ただし、ここで注意したいのが「総費用」です。これからPS5の購入を検討している場合、「デジタル・エディション本体」と「外付けディスクドライブ」を別々に購入すると、最初からドライブが内蔵された「通常モデル」を購入するよりも割高になるケースがあるのです。
通常版との価格比較(2024年9月改定後)
以下は、2024年9月に価格改定された後の希望小売価格を基にした比較表です。実際の購入価格は販売店によって異なります。
購入パターン | 内容 | 希望小売価格(税込) |
---|---|---|
A. 後付けパターン | デジタル・エディション (72,980円) + 外付けドライブ (11,980円) | 84,960円 |
B. 通常モデル | ディスクドライブ搭載モデル | 79,980円 |
価格差に注意!
上記の通り、希望小売価格で比較すると、後からディスクドライブを買い足す方が約5,000円ほど割高になります。そのため、少しでもパッケージ版のソフトで遊ぶ可能性があるなら、最初からディスクドライブ搭載の通常モデルを購入する方が経済的と言えます。
すでにデジタル・エディションをお持ちの方が後付けする場合、この価格差は考慮する必要はありませんが、これから新規で購入する方は、ご自身のプレイスタイルをよく考えた上で、どちらのモデルを選ぶか慎重に判断することをおすすめします。
ps5ディスクドライブ外付けはヨドバシで買える?
はい、PS5用の外付けディスクドライブは、ヨドバシカメラの各店舗および公式オンラインストア「ヨドバシ.com」で購入することが可能です。ヨドバシカメラはソニーの正規取扱店であり、安心して購入できる販売店の一つです。
価格は基本的に希望小売価格の11,980円(税込)ですが、販売店によっては変動することもあります。例えば、ヨドバシ.comでは10,890円(税込)で販売されている実績もあり、ポイント還元を考慮するとさらにお得に購入できる場合があります。
他の販売店について
ヨドバシカメラ以外にも、ビックカメラ、ノジマ、エディオンといった大手家電量販店や、ゲオ、Amazon.co.jp、楽天ブックス、ソニーストアなど、多くの店舗やECサイトで取り扱いがあります。価格や在庫、ポイント還元率などを比較して、ご自身にとって最も都合の良い購入先を選ぶと良いでしょう。ただし、人気商品のため品薄になる可能性もあるため、見つけたら早めに購入するのがおすすめです。
ps5ディスクドライブ外付けは中古で買うべきか
結論として、中古品の購入は慎重な判断が必要です。以前は「ペアリング済みの中古品は他の本体で使えない」という情報がありましたが、これは誤りです。正しくは、中古品でも対応機種であれば、インターネットに接続して再ペアリングすることで使用可能です。
しかし、中古品には依然として以下のようなリスクや注意点が存在します。
中古品購入の具体的なリスクと注意点
- 一般的な中古リスク:製品の状態(傷や汚れ、内部の不具合など)が不確実であり、新品のようなメーカー保証はありません。
- ペアリングの注意点:PlayStation Networkのサーバーがメンテナンス中であったり、障害が発生していたりする場合、ペアリング作業が完了できず、すぐに使い始められない可能性があります。
- 付属品の欠品:専用のカバーや横置き用フットなどが揃っているか、事前に確認する必要があります。
これらのリスクを許容できるのであれば、価格面でメリットがあるかもしれません。しかし、安心して長期間使用したいのであれば、多少価格が高くても保証のある新品を選択するのが最も賢明な判断と言えるでしょう。
そもそもps5ディスクドライブはいらないのか
この問いに対する答えは、あなたのゲームのプレイスタイルや価値観によって大きく異なります。ディスクドライブが絶対に必要というわけではなく、ダウンロード版のみで満足できるユーザーも大勢います。ここでは、ディスクドライブの「ある/なし」それぞれのメリット・デメリットを比較し、判断材料を提示します。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ドライブがある場合 (通常モデル/後付け) |
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ドライブがない場合 (デジタル・エディション) |
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パッケージ版の「所有感」や、お店でソフトを選ぶ「ワクワク感」を大切にしたいなら、ディスクドライブは必須かもしれませんね。一方で、手軽さやシンプルさを求めるなら、ダウンロード版中心のスタイルが合っているでしょう。あなたのプレイスタイルに合うのはどちらですか?
ps5外付けディスクドライブの総括
この記事のまとめとして、PS5の外付けディスクドライブ購入を最終判断するためのチェックリストを用意しました。購入後に「しまった!」とならないよう、一つひとつ確認していきましょう。
- PS5の外付けドライブはソニー純正品(CFI-ZDD1J)一択
- 対応機種はPS5 slim(CFI-2000)とPS5 Pro(CFI-7000)
- 初期型や旧型のPS5(CFI-1000番台)には取り付けできない
- 市販のUSB外付けドライブなどは一切使用不可
- 初回接続時や付け替え時にはインターネットでのペアリングが必須
- ペアリングすれば複数の対応PS5で使い回しが可能
- 希望小売価格は11,980円(税込)で実売価格は変動する
- デジタル版本体と別々に買うと通常版より総費用が割高になることがある
- 中古品も再ペアリングで使用できるが一般的なリスクは伴う
- PSN障害時などはペアリングができない点に注意
- PS5/PS4のゲームディスクに対応
- Ultra HD Blu-ray、Blu-ray、DVDの再生も可能
- パッケージ版の売買や貸し借りをしたいなら必須のアイテム
- ダウンロード版で十分なら不要な場合もある
- ヨドバシなど大手家電量販店やECサイトで購入できる
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